大橋の模型10点寄贈 建設に携わった佐々木さん【室蘭】
新日鉄(現・日本製鉄)社員として白鳥大橋ケーブル架設の現場監督を務めた室蘭市幌萌町の佐々木雄三さん(82)が5日、祝津町の室蘭民報みんなの水族館に大橋の模型10点を寄贈した。
2018年の開通20周年を機に、模型作りに没頭してきた佐々木さん。水族館への寄贈は今回を含め30点以上になる。
模型は約6千分の1スケールで、大橋の細部はもとより、岸壁改修工事を実施中の祝津ふ頭の変化も表現するなど、年々バージョンアップしている。
高齢のため、車の運転免許を返納予定で「材料集めが大変。寄贈は今回が最後になるかも」とのこと。思いはただ一つ「子どもたちに喜んでもらいたい」。
中澤雅樹館長は感謝し「子どもたちの手に渡るよう検討していきたい」と述べた。
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