延べ1万4000人がイベントを楽しむ アポイの火まつり 花火大会やものまねステージ【様似】
【様似】日高路の名物夏まつり「第51回アポイの火まつり」(実行委主催)が5、6の両日、緑町のふれあい広場で開かれた。両日ともおおむね天候に恵まれて延べ1万4千人(主催者発表)の人出でにぎわい、花火大会やタレントのほいけんたさん、みはるさんのお笑いものまねステージなど多彩なイベントを楽しんだ。
両日ともビアガーデンや飲食など盛りだくさんの出店が並んだ。5日のステージは様似幼児センター園児による「キッズよさこいソーラン」で開幕。陸上自衛隊第7音楽隊、えりもダンスサークル「E―Hearts」、浦河ダンスグループ「Glare」のステージに続き、様似観光音頭を活用した高齢者のフレイル予防「様似よいとこ体操」を、介護予防サポーターや一般住民、荒木輝明町長、木下行宏副町長らも加わって踊り、管内一高齢化率の高い町の介護予防の取り組みをPRした。この後、マーリエのフラダンスやストリートダンス「HUNGRY」、様似アコースティッククラブは懐かしの名曲で会場を盛り上げた。初日の最後は町民からの募金で打ち上げる花火が夜空を彩った。
2日はバブルボールやビッグだるま落としで遊べる体験コーナーをのほか、ステージでは日高ミュージックスクール、様似中吹奏楽部、日向ひょっとこ踊りが次々と出演。実行委員長である荒木輝明町長はあいさつで「昨年は町政施行70年を迎えた。今年は町民の皆さんと新しい未来に一歩を踏み出したい。様似の短い夏を楽しみましょう」とあいさつ。メーンは、ほいけんたさん、みはるさんのお笑いものまねステージ。ユニークなものまねで最後まで会場を盛り上げ、来場者たちの笑いを誘っていた。
また、2日間とも様似建設協会・様似建成会による建設作業車の乗車体験が行われ、来場した子どもたちが建設業への関心を深めていた。
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