花火などで夏を満喫 わらしべ園で夏レクを開催【浦河】
浦河町西舎の障がい者支援施設浦河わらしべ園(上中正人施設長)は2日、夏を楽しむイベント「夏レク」を開催した。ピエロによるパフォーマンスやカフェコーナーのほか、夜には花火大会を行い、施設利用者らが夏を満喫した。
同園の恒例の夏のイベント。これまでは、「わらしべ祭」と題して夏まつりを行ってきたが、コロナ禍の影響でここ数年は規模を縮小し「ミニわらしべ園」と「夏レク」の2つに分けて開催している。今年は、浦河高校の生徒9人も参加しイベントを手伝った。
札幌市から招いたピエロのグッチさんによるパフォーマンスでは、グッチさんがバルーンアートで動物や植物を作り、楽しい会話を交わしながら出来上がった作品を全員にプレゼント。笑い声があふれるショーとなった。
引き続き、カフェコーナーに移動し、3種類の味の氷カフェやクッキーなどをトッピングした2種類のアイスクリームからメニューを選びカフェを担当する高校生に注文。手が不自由な利用者には、高校生が飲食を介助しながら交流を深めた。浦河高校1年生の沼崎榎那さんは「どんな人とも楽しく接することができ、いい経験となった」と話していた。
夜には、同園駐車場で花火大会を行い、希望者が浴衣や甚平に着替え、イベントを楽しんだ。
同園では、9月に「わらしべ祭」の開催も予定している。
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