郷宝酒かすアイス登場 風味ほんのり 地元企業3社がコラボ【七飯】
【七飯】箱館醸蔵(町大中山1)と冨士冷菓(函館市大森町)、飲食店運営のカネカ(同市松風町)によるコラボレーション商品「酒粕あいす郷宝」が完成した。箱館醸蔵が生産する日本酒「郷宝」の製造過程で出る酒かすを使い、酒かすが主張し過ぎず、ほんのりとした香りと風味が残るアイスクリームに仕上げた。
箱館醸蔵は、副産物の酒かすを地元企業と連携し活用する取り組みを進めており、地酒の酒かすアイスを製造したいという冨士冷菓の思いと一致した。
冨士冷菓の中村彰宏社長(76)は「箱館醸蔵は四季醸造なので、常に新しい酒かすを使えるのが魅力。郷宝の酒かすは色が白く、アイスに合う」と強調する。
今回、試験的に酒かす40キロを箱館醸蔵が提供し、冨士冷菓でアイスを製造。酒かすをはじめ、牛乳や生クリーム、練乳、砂糖は全て道産で、酒かすはミックス液で加熱し乳化しているため、アルコール分はほぼ揮発。卵を使っておらず、アレルギーを持つ人も安心して食べられる。箱館醸蔵の冨原剛取締役(45)は「酒かすアイスの商品化は念願だった。最後にふわっと酒かすが漂い、おいしい」と太鼓判を押す。
販売は、冨士冷菓の店舗、カネカの運営するHAKОYA函館空港店、お食事処ぽんぽこ亭(富岡町2)=8月1日から=で、120ミリリットル入りカップ360円。カネカの神垣修二社長(48)は「地元にこだわったアイスとして大切に育てていきたい」と話す。
問い合わせは冨士冷菓(0138・22・3819)へ。
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