雨の中、白熱のレースが行われた函館けいりんの「サマーナイトフェスティバル」（写真は第９レース、左端の⑥は野口選手）

　函館けいりんの今季重賞レース第２弾「第１９回サマーナイトフェスティバル（ＧⅡ）」と「ガールズケイリンフェスティバル２０２３」が１５日、市営函館競輪場で開幕した。あいにくの雨の中、ガールズやＳ級Ｓ班が中心の特別選抜予選などで熱戦を展開。イベントも多彩で来場者が楽しんでいた。

　サマーナイトフェスは函館で２年ぶり５回目の開催。同レース３連覇を懸けた松浦悠士選手、５月の「五稜郭杯争奪戦（ＧⅢ）」優勝の嘉永泰斗選手、直近３連勝中の古性（こしょう）優作選手ら強豪のほか、函館工業高校出身で元ハンマー投げ日本王者の野口裕史選手も出場し、集まったファンが声援を送った。ガールズではフェスティバル初優勝を狙う児玉碧衣選手らが注目を集めた。

　決勝は１７日。期間中はお笑いタレントや函館出身の演歌歌手大石まどかさんのステージ（１６日）やグルメカーの出店、ジンギスカンコーナーもある。詳しくは同競輪場ホームページで。