大阪・関西万博をＰＲするため大泉市長（左）を表敬訪問したミャクミャクと高科氏

　大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」と２０２５年日本国際博覧会協会関係者が１３日、函館市の大泉潤市長を表敬訪問した。１５～１７日に市営函館競輪場で開催する特別競輪に合わせ、万博ブースを開設。市民に開催をＰＲする。

　２５年４～１０月に大阪市の人工島「夢洲」を会場に開かれる万博は「いのち輝く未来社会のデザイン」がテーマ。１５日開幕の特別競輪「サマーナイトフェスティバル」（ＧⅡ）に合わせたＰＲブースでは、ミャクミャクの缶バッジ製作ができる。

　市長と懇談した協会理事の高科淳副事務総長は会場に設置する外周２キロ、直径６００メートル超の円環上の木造構築物など概要を説明。市長にはミャクミャクの人形を贈り、高科氏は「怖い、気持ち悪いと散々言われたが、人気者になっている」と和ませた。

　また、期間中に自治体催事の機会があるとし「世界中の関心が集まり、発信する機会になる。万博を使い倒してほしい」とＰＲ。市長は「函館は観光が基幹産業だが、もっと世界に知ってもらえる伸びしろがある。万博で連携できるチャンスがあればつかみたい」と応じた。