冬季国民スポーツ大会のマークやスローガン決定 苫小牧
来年、苫小牧市で開催される第78回国民スポーツ大会の冬季大会スケート・アイスホッケー競技会(2024年1月27~2月3日)。実行委員会が市内の高校生から募集していた競技会のテーマ・シンボルマークは、駒大苫小牧高校美術部3年の中島麟(りん)さん(17)、スローガンは苫小牧西高校生徒会執行部3年の山口菜月さん(17)の作品がそれぞれ採用され、大会の公式ポスターなどに使用される。
テーマは「新たな光へ!とまこまい国スポ2024」。考案者の中島さんは美術部顧問の勧めで応募し、選手一人一人が輝けるように―との願いを込めたという。
シンボルマークはアイスホッケーのスティックを前面に出し、スケートを滑る選手の足の動きを表現。氷の青と選手の心の内を照らす情熱の赤という配色で、目立つよう工夫した。
「アイスホッケーの競技経験は無く、ネットで道具などを調べながら描いた」と中島さん。誰が見てもアイスホッケーとスケートのマークだと分かるよう友人や担任教諭に見てもらい修正を重ねたといい「各競技を通じ、スポーツをやっていて良かったと一人一人が思ってくれればうれしい。楽しい大会に」と選手らにエールを送る。
スローガンは「可能性を自信に~飛び立て未来の選手たち~」。考案者の山口さんは中学時代、バレーボール部に所属しており「当時の気持ちを思い出し、どんな言葉なら選手たちを勇気付けられるか考えた」と振り返る。15人の生徒会メンバーで案を出し合い、話し合った結果、山口さんの作品を応募することになったという。
「採用されることを知ったときは驚いたがこの言葉(スローガン)が少しでも自信につながり、頑張る力になってくれれば」と願う。
国民体育大会は24年から、国民スポーツ大会に改称。苫小牧では期間中、ハイランドスポーツセンターやネピアアイスアリーナなどを会場にスケート競技(スピードスケート・フィギュア・ショートトラック)とアイスホッケー競技の4種目が繰り広げられる。苫小牧開催は06年以来18年ぶり。
関連記事
12月1日から「ひろはこ冬の観光キャンペーン」【函館】
函館市と青森県弘前市による、ひろはこ連携推進実行委は12月1日から、両市の相互誘客や周遊観光の促進を図る「ひろはこ冬の観光キャンペーン」を展開する。3年目となる今年度も「雪ミク」がメインキャラ...
道民意識調査 ヒグマあつれき増加受け積極的捕獲支持増える【函館】
道は、9~10月に道内の18歳以上を対象に実施した、今年度の道民意識調査の結果をまとめた。ヒグマに対してこの10年で「大きく不安が増えた」「不安が増えた」と答えた人は合計で72・6%に上り、前...
親子で環境を考える 新ひだか LEDランタン工作教室【新ひだか】
【新ひだか】町保健福祉部生活環境課は16日、町公民館集会室で「親子で作ろう!LEDランタン工作教室」を開き、親子24人が参加して、省エネや太陽光発電のしくみなどを学び、脱炭素への意識を高めた。 ...
森林の機能や仕事学ぶ 新ひだか町緑化推進委と林業林産業担い手対策協共催 ..
【新ひだか】高静小(佐藤裕哉校長、児童495人)で19日、6年生3クラス93人を対象に「林業教室」が開かれ、児童たちは森林の機能や林業の仕事について理解を深めた。 総合的な学習の授業として、こ...
来年の主役は「ココア」動物園カレンダー完成【釧路市】
釧路市動物園(鈴木貴博園長)の2025年版カレンダーが完成し、23日から販売を開始する。来年は開園50周年を迎える節目とあって、写真は同園1番人気のアムールトラ「ココア」(雌、16歳)が採用され...
CATEGORY記事カテゴリー
MEDIA参加新聞社
ARCHIVE月別記事リスト
RANKINGアクセスランキング
- 週間アクセス
- 月間アクセス
-
1
道東道阿寒─釧路西 12月22日開通 札幌─釧路市街地直結【釧路市】
2函館市動物愛護管理センター開所 25日から運用 殺処分減へ【函館】
3帯広畜大「ゼニ研」に前田一歩園賞 ゼニガタアザラシの個体数調査継続【札幌】
4昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】
5トラウトサーモン安定的生産に期待込め 浦河港内で養殖試験 浦河町栽培漁業研究会 事業化に向け可能性探る【浦河】
-
1
高校で卒業式、1623人が門出の日【釧路管内】
2タイ国鉄車両工場長 シンハカーンさん キハ183系を見学 安平
3昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】
4釧路市動物園、ライオンのユウキ死ぬ【釧路】
5旧狩勝牧場再生へCF 返礼はソフト食べ放題やツアー 北広牧場【新得】