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函館新聞

同世代と新たな挑戦を 31日から起業体験プログラム 参加者募集【函館】

スタートアップベースへの参加を呼び掛ける田柳教授(左から2人目)、森代表(同3人目)ら

 函館初開催となる高校生・高専生向け起業体験プログラム「Startup Base(スタートアップ・ベース)U18in函館道南」が31日と8月1日の2日間、函館市地域交流まちづくりセンター(末広町)で開かれる。地域の課題解決につながるアイデアを限られた時間内に具現化し、会社を興し、収益へとつなげてもらう。同世代との新たな経験につながると事業で、主催者は「やりたいことを見つけるきっかけにしてほしい」と呼び掛けている。

 公立はこだて未来大学の主催で、共催となる北大を主幹機関に未来大などが参画するネットワーク「HSFC(エイチフォース)」と市の予算を活用。ノウハウを持つ「まつりば」(東京、森真悠子代表)が運営を担う。同社が2015年から始めたプログラムで道南では18年に奥尻町で開催し、審査員として参加した未来大の田柳恵美子教授が函館での開催を働きかけた。

 世界中でサービスを展開しているスタートアップ企業の経営者に共通する「リーンスタートアップ」を学び、アイデアをより良くするため短時間に改良を重ねて、最良のサービスを生み出してもらう。初日は参加者は1人39秒間の「アイデアピッチ」を行い、自分が取り組みたい事業を提案。投票で絞り込み、起案者を中心にチームを編成して事業を形にする。2日目の午後3時から成果を発表する。

 道内出身の若い起業家が助言。参加した経験を進学や就職後にも役立ててもらいたい考えで、森代表らは「やりたいことを世の中にぶつけることは高校生が得意とすること。地域のための課題解決を自分たちの手で行う体験をしてもらう」と話す。

 対象は2日間参加可能な18歳以下の高校生30人で先着順。両日とも午前10時~午後5時だが、初日に限り午後からの参加も可能。申し込みは二次元コード参照。

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