印刷部門を見学する天神小の児童

　室蘭市天神小学校（平石崇広校長）の６年生６人が１３日、見学学習で室蘭市本町の室蘭民報社本社を訪れ、新聞が完成するまでの流れを学んだ。

　総合的な学習の一環。６年生６９人は１２グループに分かれて、本社と室蘭民報みんなの水族館、カナスチールみたら室蘭、栗林商会アリーナなどを訪問した。

　本社では、編集局報道部や整理部、印刷工場などを見学。編集局の担当者が新聞を印刷する輪転機を紹介し「１時間に２万４千部を刷ることができる」「印刷するのに黒、赤、青、黄色の４色を使っている」と説明。

　児童たちは「記事の情報はどうやって手に入れているの」「印刷した新聞は誰が毎日配っているのですか」と質問。担当者は「取材依頼のほか、記者はいろいろなところに行って情報を得ています」と答えていた。

　南川ほのかさんは「新聞を作るのに多くの人が関わっていることを知った」、須藤和希さんは「新聞が完成するまでたくさんの努力があるんだと思った」と話していた。