全道優勝を喜ぶ三石翔武館の小学生メンバーと中学生第３位の清水選手（右）、野口館長（左）

【新ひだか】町内の剣道場・三石翔武館（野口誠館長）に所属する小学生５人が、７日に十勝管内音更町総合体育館（サンドーム）で開催された第16回清柳杯少年剣道大会（音更柳町剣道少年団主催）の小学生高学年の部で団体優勝し、２年連続優勝を果たした。

　全道から参加した37チームがトーナメント戦で競った。三石翔武館は、先鋒・及川結翔（白老・５年）、次鋒・野口愛乃選手（三石・６年）、中堅・佐藤成之助選手（様似・５年）、副将・池田千尋選手（三石・６年）、大将・深澤玲菜選手（荻伏・５年）のメンバー。

　２回戦は苫小牧如水館を３―１、３回戦は稚内白樺道場を４―１、４回戦は札苗剣心会を４―０、準決勝で比布を４―１、決勝では強豪の新十津川を４―１で下して優勝を手にした。

　個人戦は48人が出場した小学生低学年女子で渡辺美桜選手（様似・４年）が優勝、66人が出場した小学生高学年女子で野口選手が優勝、池田選手が準優勝、小学生高学年男子の部で佐藤選手がベスト８で敢闘賞、１３９人出場した中学生男子で清水虎太郎選手（様似・３年）が第３位を獲得した。

　次鋒でキャプテンの野口選手は「団体優勝と個人優勝、団体２連覇ができてとてもうれしい。団体戦ではチーム全員が協力して勝てた。いつも剣道を教えてくれる先生方に感謝しています」と笑顔で喜んだ。

　野口誠館長（65）は「４月から新チームとなり、２回目の大会優勝は今後開催される大きな大会に結びつく。最終目標は、全国大会に向けチーム一丸となって挑んでいきたい」と気を引き締めていた。