生ごみ堆肥化・電動処理機 市が購入助成【帯広】
帯広市は、生ごみ堆肥化容器と電動生ごみ処理機の購入助成申請の受け付けを8日から始めた。重量換算で燃やすごみ全体の約半分を占める生ごみの減量や、生ごみから発生する臭い防止に役立つことから、利用を呼び掛けている。
生ごみ堆肥化容器は、土に埋めて使用し、生ごみなどの有機物が土の中の微生物の働きによって発酵分解することで堆肥に変わる。電動生ごみ処理機は、自動でかき混ぜながら、乾燥させることで、ごみの体積が約7分の1に減る。
生ごみ堆肥化容器の助成は1991年度から始まり、これまでに約8600台(昨年度は55台)に助成、電動生ごみ処理機の助成は2000年度から始まり、約2500台(同25台)に助成している。
市清掃事業課は「助成の枠は減らしてきているが、制度を活用して一度購入した人の継続利用につながっている」とする。特に若い世帯の利用が多く、年度途中に予算の上限に達して締め切られる年もある。
いずれも購入価格の2分の1以内を補助。堆肥化容器は上限2000円で、ホームセンターやJA帯広かわにしなど登録販売店4店で購入できる。過年度を含めて1世帯2個まで。
電動生ごみ処理機の上限は1万5000円で、家電量販店など登録販売店17店で購入できる。過年度を含めて1世帯1台まで。両方合わせて予算は60万円。
市内在住者が対象で、助成を受けるには購入前に申請が必要。問い合わせは、市清掃事業課(0155・37・2311)へ。
関連記事
12月1日から「ひろはこ冬の観光キャンペーン」【函館】
函館市と青森県弘前市による、ひろはこ連携推進実行委は12月1日から、両市の相互誘客や周遊観光の促進を図る「ひろはこ冬の観光キャンペーン」を展開する。3年目となる今年度も「雪ミク」がメインキャラ...
道民意識調査 ヒグマあつれき増加受け積極的捕獲支持増える【函館】
道は、9~10月に道内の18歳以上を対象に実施した、今年度の道民意識調査の結果をまとめた。ヒグマに対してこの10年で「大きく不安が増えた」「不安が増えた」と答えた人は合計で72・6%に上り、前...
親子で環境を考える 新ひだか LEDランタン工作教室【新ひだか】
【新ひだか】町保健福祉部生活環境課は16日、町公民館集会室で「親子で作ろう!LEDランタン工作教室」を開き、親子24人が参加して、省エネや太陽光発電のしくみなどを学び、脱炭素への意識を高めた。 ...
森林の機能や仕事学ぶ 新ひだか町緑化推進委と林業林産業担い手対策協共催 ..
【新ひだか】高静小(佐藤裕哉校長、児童495人)で19日、6年生3クラス93人を対象に「林業教室」が開かれ、児童たちは森林の機能や林業の仕事について理解を深めた。 総合的な学習の授業として、こ...
来年の主役は「ココア」動物園カレンダー完成【釧路市】
釧路市動物園(鈴木貴博園長)の2025年版カレンダーが完成し、23日から販売を開始する。来年は開園50周年を迎える節目とあって、写真は同園1番人気のアムールトラ「ココア」(雌、16歳)が採用され...
CATEGORY記事カテゴリー
MEDIA参加新聞社
ARCHIVE月別記事リスト
RANKINGアクセスランキング
- 週間アクセス
- 月間アクセス
-
1
道東道阿寒─釧路西 12月22日開通 札幌─釧路市街地直結【釧路市】
2函館市動物愛護管理センター開所 25日から運用 殺処分減へ【函館】
3帯広畜大「ゼニ研」に前田一歩園賞 ゼニガタアザラシの個体数調査継続【札幌】
4昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】
5トラウトサーモン安定的生産に期待込め 浦河港内で養殖試験 浦河町栽培漁業研究会 事業化に向け可能性探る【浦河】
-
1
高校で卒業式、1623人が門出の日【釧路管内】
2タイ国鉄車両工場長 シンハカーンさん キハ183系を見学 安平
3昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】
4釧路市動物園、ライオンのユウキ死ぬ【釧路】
5旧狩勝牧場再生へCF 返礼はソフト食べ放題やツアー 北広牧場【新得】