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網走タイムズ

人気の工芸「リボンレイ」 講師迎えて体験教室 網走湖畔のコネクトリップ

リボンレイづくりを体験する親子

 【網走】頭や首などにかけるハワイの装飾品「レイ」をリボンから作る「リボンレイ」の体験教室が、網走湖畔にある農山漁村活用体験型ツーリズムの拠点「コネクトリップ」で開かれた。

 ハワイのレイは生花を編んでつくるが、リボンレイはその名の通り、リボンを花びらに見立てて編んでいくもの。好みの色や風合いの花をリボンで自由に表現できることから、ハワイでも人気のある工芸のひとつという。

 教室では、長く作って輪にするレイではなく、20㌢ほどのチャームの作り方を体験した。講師は、北見市内でリボンレイの教室「m―nori」を主催する則武美智子さんが務めた。

 参加した親子は、則武さんに教わりながら、リボンを等間隔に切り、上下が重ならないようずらしながら、1枚ずつ糸を通した針に刺して花びらを表現。20枚ほど刺したところで1つの花ができあがった。

 次に通すのは、木の実や貝殻で出来た飾り。母親と一緒に参加した小学4年生の女の子は、則武さんが持参した飾りを見て「かわいい」と喜び「どれがいいかな」と思案していた。

 この花びらと飾りを5つ重ね、抜け落ちないよう細いリボンを結ぶと、1時間ほどでチャームが完成した。

 出来上がりを満足そうに眺める参加者に、則武さんが「ストラップのように使ったり、両端をつなげるとブレスレットのようにもできます」と説明。参加者は「どういう風に飾ろうかな」と、世界にひとつだけのオリジナルチャームに思いを巡らせていた。

 参加した親子の中には、数年前に購入したリボンレイが買ったころに比べて結びがゆるくなったため、直してもらえないかと持参した人も。則武さんにみてもらったところ、自身の作品と分かり感激。参加した親子も「こんな偶然あるんだ」と喜んでいた。

 則武さんは、ハワイのリボンレイ創始者から公認インストラクターライセンスを取得しており、北見市内でリボンレイの教室を開いている。レッスン料は1回1500円。オンラインレッスン、また長寿祝いや誕生日、結婚祝いなどのオーダーも受けている。

 また、インストラクター養成コース、団体向けの出張レッスンなども行っている。「リボンレイは永久的に飾ることができ、どなたでも気軽に楽しめます」と則武さんは話している。

 問い合わせは則武さん(携帯090―5985―2812)へ。

 コネクトリップでも、則武さんを講師に迎えた体験教室を開いており、今後の開催予定など、詳しくは☎050―1099―3708まで。

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