道内外から多くの観光客 4~5日 にぎわいを見せた襟裳岬【えりも】
【えりも】大型連休後半の4日と5日の襟裳岬は、道央や道東、道外からの観光客でにぎわいを見せた。
4日は、襟裳岬特有の強風(風の館測定風速21㍍)で、観光客らは展望台からの眺望もそこそこに、風の館に入館し、展望室から強い西風で岩礁帯に砕け散る白波をのんびりと眺めながら、望遠鏡で岩場に寝そべるゼニガタアザラシ観察を楽しんだ。
子どもたちは、館内の風体験室で風速25㍍にチャレンジしていると、大人たちは、その好奇心にあ然顔。この日は、強風を避けての風の館への入館者は正午頃で350人を超え、同時刻の駐車数は満車状態の120台に。さらに一日の観光客入り込み数は2400人(町産業振興課調べ)を超えた。
5日の襟裳岬は、海上にかすかに霧が掛かったが、そよ風が爽やかな絶好の行楽日和。「こどもの日」とあって家族連れが目立った。帯広市から家族連れで訪れた池田信次さん(37)夫妻は「昨日と今日の帯広は夏日状態だったので、涼をとりたくて遠出して来ました。襟裳岬の雄大な景色に子どもたちは感激しているようです。きっと作文に書いてくれるでしょう」と話していた。
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