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日高報知新聞

格安の肉を求め行列 新冠町で豚肉びっくり市【新冠】

大勢の人が詰め掛けたびっくり市=22日午前=

【新冠】西泊津の日高食肉センター主催、エスフーズ共催の道産豚肉還元セール「第18回豚肉びっくり市」が22日、同センターで開かれ、格安の豚肉を購入しようと町内外から多くの人が詰め掛けた。

 同センターは、道内の物流拠点になっている苫小牧港や日高自動車道の進展を見据え、今後の物流体系の発展が見込まれる好立地な場所として、13万7千平方㍍の敷地に鉄骨2階建、延べ床面積7290平方㍍の最新鋭の処理設備を持つ食肉処理場を2015年(平成27年)5月に建設。

 施設は年間18万頭(1日最大750頭)の処理能力を持ち、オランダ製の自動加工機器システムによる設備を導入。豚のと畜から、肉質の劣化の少ないスチーム脱毛処理や解体工程のオートメーション化、内臓や部分肉処理、包装、保冷まで厳格な衛生管理と作業の効率化を図っている。

 センターで処理・加工された豚肉のほとんどは道外へ出荷されていることから、地元の人たちにも自慢の豚肉を味わってもらいたいと、販売元のエスフーズの協力を得て格安で提供。毎回大勢の買い物客が詰め掛ける人気イベントに定着している。

 この日は、同センター駐車場にドライブスルー方式で4カ所の販売所を設け、開始の午前8時半には150台を超える長蛇の列ができた。来場者たちはお目当ての肉を購入し、会場内はにぎわいを見せていた。訪れた客は「安くて美味しいので、毎回楽しみにしている」と話していた。

 同流通センターの担当者は、「町外の客が口コミで増えており、遠くは苫小牧や札幌方面からの買物客もいる。リピーターが多く、豚スライスや豚焼肉用、こてっちゃんなどが人気」と話す。

 次回は8月に開催予定。

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