ポスターを掲げ来場を呼び掛ける職員

　【森】第７４回もりまち桜まつり（森観光協会主催）が２９日～５月１４日、青葉ケ丘公園で開かれる。新型コロナウイルス感染症の影響で２０２０、２１年は中止し、昨年も感染対策で会場内での飲食を制限したが、今年は４年ぶりの通常開催となる。

　初日の２９日は正午からオープニングセレモニーで、カボチャ団子無料配布やお花見お茶会などがあるほか、午後１時から砂原権現太鼓、同１時半から松前神楽が披露される。５月３、４の両日は「お花見コスプレ」（午前８時～午後９時）を行う。

　５日のステージは午前１０時から蝦夷戦記ビエイド、同１１時からもりまち太鼓、正午から森中吹奏楽部、午後２時から警察音楽隊が出演する。７日は午後１時からシブリングス、同２時からニューカナリーズが登場する。

　３日から６日までは「アウトドアレストラン」と銘打ち、本格洋食を手ごろな価格で楽しめるキッチンバスが出店する。６日はポニーのふれあい体験やジンギスカンカーニバルもある。

　最終日の１４日は、午前１１時から農業者、漁業者、地元ジビエのマノワラボ、静岡県森町の特設ブースが出店。正午から午後２時までＳＴＶラジオ公開録音で、香西かおりさん、高田ともえさん、峰功治さん出演の歌謡ショー。午後７時半から花火８００発を打ち上げてしめくくる。

　期間中の会場は午後５時半すぎから同１０時まで電飾が施され、夜桜が楽しめる。午前９時から午後９時すぎまでは軽食ブースも出て飲食も可能。ご当地グッズがもらえるスタンプラリーも用意している。

　会場周辺を含め約１０００本のサクラが咲き誇る森町。今年は昨年の１２万人を上回る来場者を見込み、主催者は「きれいなサクラを見に来て」と来場を呼び掛ける。問い合わせは同協会（０１３７４・７・１２８６）、または公園案内所（０１３７４・２・９２０８）へ。