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網走タイムズ

2団体に応援証を贈呈 網走、西網走の両漁協

新谷組合長から応援証を受け取る日体大付属高等支援学校の上田教諭

 【網走】網走川流域で河川への負荷軽減を実践している農業者に敬意と感謝を示す網走、西網走両漁協の「漁業者からの応援証」贈呈式が網走セントラルホテルで行われ、林業部門と流域環境保全活動部門で各1団体に両漁協の応援証が贈られた。

 応援証を受けたのは、林業部門で日体大付属高等支援学校=網走市=、流域環境保全活動部門で網走川西地区環境保全委員会=美幌町=。

 贈呈式では、西網走漁協の佐々木昇昇常務が、選考経過を報告した上で、贈呈団体を発表。網走、西網走の両漁協あら各団体に応援証が贈られた。

 これを受け、同校の上田智史教諭が「森林整備に参加する生徒は、汗を流して作業に取り組んでおり、これが評価されたことに心から感謝します。今後も、網走川流域の環境保全の一助となるよう、取り組んでいきたい」と謝辞を述べた。

 この事業は、市内2漁協と津別農協の3者で締結した「網走川流域での農業と漁業の持続的発展と安全安心な食糧の供給に向けた共同宣言」に基づいた取り組み。昨年度までに21件の応援証を贈っており、認定されると、農産物や製品などに同事業の公式マークの使用が認められる。

 両団体の受賞理由は、次の通り。

 ▽日体大付属高等支援学校 教育カリキュラムの中に、地域の重要な産業である林業と真理保全について学ぶ実習を継続的に実施しており、労作教育の一環として網走川上流域のチミケップ湖周辺での枝打ちなど森林整備、オホーツク総合振興局などの協定に基づいた地元林家の指導も得た樹木学習などの取り組みは、地域の水源かん養や水質浄化の機能を高めるなど、自然環境保全に多大な貢献をしている。

 ▽網走川西地区環境保全委員会 美幌町美禽、昭野、美和、栄森の4地区の生産者70人で構成する同委員会は毎年、畑作地帯で水路の土砂上げ作業をしているが、同地区は希少鳥類の営巣地なことから、重機の使用が制限され、人力による水路清掃など環境に配慮しながら、河川へのほ場土流出を未然に防ぐための自主的な実行部隊としての機能を果たしている。玉ネギ生産の減農薬にも取り組んでいる。

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