公園内の植物について説明する髙畠隊員（左）

　浦河町地域おこし協力隊の髙畠敦子隊員によるイベント「常盤公園を歩こう」が15日、町内旭町の常盤公園で行われ、参加者９人が髙畠隊員のガイドで公園内を散策した。

　北海道アウトドアガイドの資格を持つ髙畠隊員の案内で、植物や鳥を見て回りながら、自然豊かな公園内を１時間程度かけてゆったりと歩く散策イベント。

　この日を皮切りに、10月までに毎月１回ずつ全６回の開催を予定し、春から秋までの季節の移り変わりを公園内を歩きながら楽しんでいく。

　はじめに髙畠隊員が「これから、植物を見たり鳥の声を聞きながら１時間ほど歩く。みなさん体調は大丈夫ですか」と参加者の健康状況を確認し、公園内の散策をスタート。

　フクジュソウやエゾエンゴサク、アズマイチリンソウなどの花が散策路周辺を彩る公園内を、参加者たちは植物の写真を撮影したり、髙畠隊員のガイドを受けながら歩き、ウグイスの声が響き渡る春の山野で自然を満喫した。

　髙畠隊員は「常盤公園内のさまざまな植物の季節ごとの姿を歩きながら見て回り、健康づくりや自然との触れ合いをみんなで楽しみたい」と話していた。