全国からオホーツクに集う 日体大付属高等支援学校で入学式
【網走】日体大付属高等支援学校の入学式が行われ、全国から集まった28人の入学生が、オホーツクの地でスポーツと職業、情操の学びへ第一歩を踏み出した。
保護者や教諭らの拍手に迎えられて入場した入学生は、各担任教諭から名前を呼ばれると「ハイ!」と元気よく応え、島崎洋二校長が入学許可を宣言した。
式辞の中で島崎校長は「スポーツ、職業、情操の3つを柱に、心豊かで人にやさしく、感謝の気持ちを忘れない人材を育成する学校」と、同校の特色を紹介した上で「いろんな所に飛び出していき、学びを深めてください。3年後、どのように巣立っていくか、楽しみです」と述べた。
臨席した同大の松浪健四郎理事長は、キジが林の火事を消すため一生懸命に水を運ぶという仏教の教えを説きながら「この3年間、必死に頑張れば、必ず応援してくれる人や理解してくれる人、協力してくれる人が現れます。充実した3年間を過ごすことができるよう、祈念します」と、入学生を激励した。
在校生を代表して大野瑞希生徒会長(3年)は「みなさんの入学を楽しみにしていました。楽しいことばかりではなくつらいこと、苦しいこともあると思いますが、そんな時は周りの仲間、先輩、先生を頼ってください」と歓迎の言葉を述べた。
これを受け、入学生代表の眞澤一颯さんが「それぞれの目標に向かい、一生懸命頑張ります。7期生として、学校の伝統を築いていきます」と誓いの言葉を述べた。
この後、待機していた在校生が入場し、校歌を披露。「北の大地で獅子吼する 日体大ウォー」と歌い上げると、入学生は自身の心のよりどころとなる歌詞に聞き入っていた。
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