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釧路新聞

「福司」今年も金賞 22年度新酒鑑評会

 【札幌】札幌国税局の2022年度新酒鑑評会の結果が11日発表され、道産米吟醸酒の部で釧路市の福司酒造の「福司」が金賞を獲得し、梁瀬之弘社長に上良(こうろ)睦彦国税局長から表彰状が贈られた。

 鑑評会には道内15清酒製造場から、賞が贈られる3部門に96点が出品。3月16、17日に国税局の専門官と各酒造メーカーの関係者計20人が香りや味わい、色沢の優劣を吟味して投票。その結果、道産米吟醸酒は5社、吟醸酒が2社、純米酒5社がそれぞれ金賞に輝いた。

 福司は2014年に3部門で金賞に輝いたほか、昨年も2部門で受賞するなど金賞の常連酒蔵。金賞に輝いた道産米吟醸酒の福司は彗(すい)星(せい)を使用。受賞者を代表してお礼の言葉やインタビューに応じた梁瀬社長は、「歴史のある鑑評会での金賞。何度頂いてもうれしい。蔵人や従業員の励みになります」と喜びを語った。

 酒造りに入った11月から気候が目まぐるしく変わり「例年以上に温度管理に気を使った」と梁瀬社長。北海道産の酒米の扱いになれてきたことから「北海道産のおいしい酒を今後も提供していきたい」と話した。

 コロナ禍で清酒需要が減少する一方、業界でも人手不足は深刻。梁瀬社長はITを用いた最新技術も導入した温度管理など、伝統技術に新しい技術の融合させた取り組みにも努めていると説明。職場環境の向上や海外輸出に向け、伝統的酒造りのユネスコ文化遺産への登録に向けた取り組みなどを課題に挙げた。

 鑑定官室の松本健室長は今年の道産酒について、「逸品ぞろいで、道産酒ファンに満足いただける素晴らしい日本酒」と評価した。

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