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釧路新聞

最東端駅到着証明書、配布最多 【根室】

 【根室】市観光協会(岡野将光会長)などが作成するJR花咲線の「最東端駅『東根室』到着証明書」の2022年度配布枚数が、コロナ禍の中で過去最多を更新した。併せて実施しているアンケートによると、47都道府県すべてから来訪があり、外国人も9カ国54人を数えた。回答者の平均宿泊数は1・38泊。一方で花咲線利用者の半数以上が「日帰り」で、同協会では「JR利用者への仕掛けが必要」と分析している。

 最東端到着証明書は「アジア最東端駅」到達の証しとして、JR根室駅前の市観光インフォメーションセンター内で無料配布。任意のアンケートは証明書横に置いて協力を求めている。昨年度で5年目の試みだ。

 配布枚数は前年度比42・8%(1878枚)増の6267枚、アンケートも53・3%(1224枚)増の3520件と過去最多を更新した。来訪者は全都道府県と外国人は台湾25人、香港20人、韓国3人、イギリス、ドイツ、エチオピア、スペインなど。

 最多は道内の937件、次いで東京の933件で首都圏、関西圏が上位を占める。うち宿泊者は1759件。1泊が71%(1250件)、2泊12%(218件)、3泊3%(56件)で4泊以上が6%(97件)を数えた。宿泊形態はホテル32・3%(664件)に次いで、車中泊9・8%(202件)が急伸している。

 一方、花咲線利用者の55・5%(1705件)が日帰りで、車など別の移動手段の場合、宿泊割合は61・9%(1270件)となり、JR利用者の市内への誘客が課題と言えそうだ。

 同証明書は、JR北海道が花咲線など13線区を単独では維持困難としたため、17年10月に協会と鉄道愛好家でつくる「夢空間☆花咲線の会」(鈴木一雄代表)らが作成、存続活動の一環として配布を続けている。

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