右から盛永校長、下重教諭、松田さん、川村さん、生田局長

　第37回全道中学生の税をテーマとしたポスター入賞者への賞状伝達式が９日、浦河第一中校長室で開かれ、北海道知事賞入選の松田咲優さん（浦河第一１年）、日高振興局長賞入選に川村南実さん（同）に、日高振興局の生田泰局長から賞状と記念品が贈呈された。

　同コンクールは次の世代を担う中学生に、税に対する理解と関心を深めてもらうことを目的に毎年実施している。今回は昨年10月～今年１月20日にかけて作品を募集し、全道から１００校２４８１点、日高管内からは２校18点の応募があった。同校では美術部の13人が作品作りに取り組んだ。

　伝達式には盛永明寿校長、美術部顧問の下重美加紗教諭、日高振興局税務課職員らが見守る中、生田局長が松田さんと川村さんに、それぞれ賞状と副賞を手渡した。

　松田さんは「北海道の美しい自然を描きたかった。入選できてとてもうれしい。家族も喜んでくれた」、川村さんは「人と自然の共存を表現しました。今まで絵で評価されたことがなかったのでうれしい」と話した。

　生田局長は２人の入選をたたえながら、継続的な取り組みに期待し、顧問の下重教諭は「真摯に作品と向き合い取り組んだ生徒たちの努力の賜物。制作に携われてうれしく思う」と評価した。