優勝を報告した柊の華炎のメンバー

　２月19日に定山渓ビューホテルで開催の令和４年度北海道子どもかるた大会に出場した浦河町の中学生チーム「柊の華炎（ひいらぎのかえん）」が８日、浦河町役場を表敬訪問し、池田拓町長と浅野浩嗣教育長に優勝報告した。

　大会は新型コロナウイルスの影響で３年ぶりに開催。小学生の部16チームと中学生の部16チーム、計32チームが参加して行われ、中学生の部で柊の華炎チームが準決勝、決勝で劣勢を強いられる中逆転し優勝。同チームは３年前の小学生の部でも優勝しており、両部での全道優勝を成しとげた。

　メンバーは杉山静音（しずく）さん（浦河第一中３年）、木村風雅（ふうが）君（同２年）、川潟悠奈（ゆな）さん（荻伏中３年）、永井智啓（ちひろ）君（同）、家政柚梨奈（ゆりな）さん（様似中１年）の５人で、試合は杉山さんと木村君、川潟さんが出場した。

　この日、優勝チームメンバーと中村政博監督らが役場庁舎を訪れ、池田町長と浅野教育長に優勝を報告。杉山さんは「苦しい試合が多かったが、チームで協力して勝つことができた」、木村君は「チームワークが出た。来年も優勝して３連覇したい」、川潟さんは「小学校からずっと同じチームでよかった」などと述べた。

　池田町長は「注目されていた中での優勝はすごいこと。３年生はこれからもかるたを続けてほしい」、浅野教育長は「苦しい試合は続いたと聞いている。今回のことはこれからの人生に役立つはず」と激励した。