インドや日本の遊びで交流 浦河高校3年課題 研究2班が開催 浦河で「サットサンガ2」【浦河】
浦河高校3年課題研究2班は2月26日、町に在住するインド人との交流を図る「サットサンガ2」を東町の町ふれあい会館で開いた。日本人とインド人、ネパール人の子ども15人のほか、子どもの保護者、浦河高ALT、浦河日印友好協会の会員、町地域おこし協力隊員2人も参加してインドや日本の遊びを通して交流した。昨年8月に引き続き2回目の開催。
浦河高校課題研究2班は、林陶子さんを班長に工藤侑華子さん、住吉花梨さんの3年生3人がメンバー。研究テーマは「国際的な係わりについて学ぶ」。「サットサンガ」はサンスクリット語で人の集まりを意味する。今回は2年生3人もサポートした。
インドの遊び「ピットゥー」や、日本の遊び「だるまさんが転んだ」、「竹馬」、「けん玉」、「竹とんぼ」、「お手玉」などを楽しんだ。外国人の子どもたちや日本人の子どもたちに壁は無く、手を取り合いながら遊び回り、会場内は笑い声が響き渡っていた。
最後は全員でモップ掛けなど後片付けをし、土産に菓子をもらい帰路についた。
2回目のサットサンガを終えて林班長は「1回目のときより多くの人が集まってくれてうれしい。親同士の交流も見られ、イベントを通して関係が深まったと思う。子どもたちも最初とまどいも見られたが、やっているうちに国籍関係なく仲良く遊べていた。まちで会ったらこのイベントを思い出してあいさつや声を掛けてほしい」と話した。
サポートした2年生の工藤惇(あつむ)さん(17)は「最初は壁を感じていたが、自分たちが歩みよれば楽しくなるという“気づき”があった。ここで1つのコミュニティを作っていけたらと考えていた。今後も継続して行い、より交流を深めていきたい」と次年度の活動に意欲を示した。
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