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網走タイムズ

会場全体がクジラ一色 親子連れなど多数来場 イベント「クジラってどんな生き物?」

いろんな展示物で、クジラ一色の会場

 鯨類を中心とした海洋資源の持続的利用に理解を深めてもらうイベント「クジラってどんな生き物?」が、市エコーセンターで開かれた。

 網走は古くから捕鯨のまちとして知られ、現在も小型捕鯨の基地として毎年、ミンククジラを水揚げしていることから、日本鯨類研究所と網走くじら協議会が、市内で初めて開いたもの。

 同センター展示室には、大人の背よりも高いクジラの風船が置かれ、子どもたちが近づいて「大きいー」「かわいい」と大喜び。クジラのパズルやクイズに挑戦していた。

 展示ケースには、クジラの骨やひげ、歯などを素材にした工芸品を展示。骨から作ったくしや帯留め、中にはひげの色や模様を生かした茶托と菓子皿などもあり、会場を訪れた市民が興味深そうに見入っていた。

 工芸室では、粘土で「鯨車」を作るワークショップが開かれた。  「鯨車」は高知の郷土玩具で、漁から帰る時に子どものみやげとして手作りしたのが始まりという。

 ワークショップでは、子どもたちが保護者の手を借りながら、鯨車を作った。粘土を練ってクジラの胴体やひれ、目を作り、ひげクジラの特徴となっている、口の下の縞模様「畝(うね)」をつまようじで付けたりと、みな真剣に取り組んでいた。

 出来上がった鯨車は手のひらサイズながら、どれも愛きょうたっぷり。子どもたちも、満足そうに出来上がりをながめ、自宅に持ち帰っていた。

鯨車づくりに挑戦する子ども

 このほか会場では、自分の描いたイラストがスクリーンの中で動き出す仕掛け、すべて押すとクジラのイラストが完成するスタンプラリーなども用意され、親子で楽しむ姿がみられた。

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