会場全体がクジラ一色 親子連れなど多数来場 イベント「クジラってどんな生き物?」
鯨類を中心とした海洋資源の持続的利用に理解を深めてもらうイベント「クジラってどんな生き物?」が、市エコーセンターで開かれた。
網走は古くから捕鯨のまちとして知られ、現在も小型捕鯨の基地として毎年、ミンククジラを水揚げしていることから、日本鯨類研究所と網走くじら協議会が、市内で初めて開いたもの。
同センター展示室には、大人の背よりも高いクジラの風船が置かれ、子どもたちが近づいて「大きいー」「かわいい」と大喜び。クジラのパズルやクイズに挑戦していた。
展示ケースには、クジラの骨やひげ、歯などを素材にした工芸品を展示。骨から作ったくしや帯留め、中にはひげの色や模様を生かした茶托と菓子皿などもあり、会場を訪れた市民が興味深そうに見入っていた。
工芸室では、粘土で「鯨車」を作るワークショップが開かれた。 「鯨車」は高知の郷土玩具で、漁から帰る時に子どものみやげとして手作りしたのが始まりという。
ワークショップでは、子どもたちが保護者の手を借りながら、鯨車を作った。粘土を練ってクジラの胴体やひれ、目を作り、ひげクジラの特徴となっている、口の下の縞模様「畝(うね)」をつまようじで付けたりと、みな真剣に取り組んでいた。
出来上がった鯨車は手のひらサイズながら、どれも愛きょうたっぷり。子どもたちも、満足そうに出来上がりをながめ、自宅に持ち帰っていた。
このほか会場では、自分の描いたイラストがスクリーンの中で動き出す仕掛け、すべて押すとクジラのイラストが完成するスタンプラリーなども用意され、親子で楽しむ姿がみられた。
関連記事
耳を澄ませて野鳥探し ウトナイ湖で自然観察会 苫小牧
ゴールデンウイーク(GW)最終日の6日、苫小牧市植苗のウトナイ湖野生鳥獣保護センターは、同湖畔で自然観察会「ウトナイ湖春の渡り鳥DAY」を実施した。市内外から18人が参加。ネイチャーガイドと一緒に...
苫小牧市と千葉ロッテ スポンサーシップ契約締結 菊地投手をふるさと大使に
苫小牧市とプロ野球・千葉ロッテマリーンズがスポンサーシップ契約を結んだ。7月10日にZOZOマリンスタジアム(千葉市)で同球団主催の公式戦を市の冠協賛試合として開くことを決めたほか、本市出身の菊地...
春の林道「秘湯まだかな~」 川又温泉ハイキング【登別】
登別市ネイチャーセンターふぉれすと鉱山(鉱山町)主催の「川又温泉ハイキング」が6日行われ、参加者9人が秘湯を目指して歩き、大自然の中で足湯を楽しんだ。 川又温泉は湯底から豊富な温泉が湧出し...
宿泊客35%増、63万8千人 洞爺湖、昨年度【洞爺湖】
訪日客回復し27万人超 【洞爺湖】洞爺湖町がまとめた、2023年度の町内の宿泊客数は延べ63万8347人で、22年度に比べて35・0%増加した。昨年5月に新型コロナウイルス感染症が5類に移行し...
ロケット宇宙到達で記念碑 IST、成功から5年 後援団体が町内発射場に【..
大樹町の宇宙開発企業インターステラテクノロジズ(IST、稲川貴大社長)が、国内の民間企業として初となるロケットの打ち上げに成功して丸5年、同社の後援団体が大樹町内のロケット発射場に記念碑を設置し...
CATEGORY記事カテゴリー
MEDIA参加新聞社
ARCHIVE月別記事リスト
RANKINGアクセスランキング
- 週間アクセス
- 月間アクセス
-
1
イトーヨーカドー、最後のGW 家族向けイベント盛りだくさん【帯広】
2屈斜路湖判に艇庫併設カフェ WAKKA TOMARI開業【弟子屈】
3室蘭、登別で出店盛ん スーパーや飲食、衣料品店続々【室蘭、登別】
4幻想的な夜桜を楽しむ 優駿さくらロード 5月6日までライトアップ【浦河】
5生産・育成馬“悲願の中央GⅠ制覇” 喜びに沸く三嶋牧場【浦河】
-
1
米粉100%使用シフォンケーキ開発 函館のカフェ【函館】
2函館が舞台「名探偵コナン100万ドルの五稜星」公開始まる 関連イベントも盛り上がる【函館】
3室蘭、登別で出店盛ん スーパーや飲食、衣料品店続々【室蘭、登別】
4丹頂市場 来月6日新装開店 カフェや炉端楽しんで【釧路市】
5ライトアップ初日を楽しむ 函館公園と五稜郭公園で花見電飾【函館】