雪上で熱戦を繰り広げる参加者たち

【平取】第25回全道ＰＫグランプリ（実行委主催）が12日、二風谷ファミリーランド総合グラウンドで開かれ、優勝賞品の町特産品「最高級Ａ５ランクびらとり和牛」獲得を目指しＰＫ戦を繰り広げた。

　開会で遠藤桂一町長は「（コロナ禍で）３年ぶりの大会に全道から集まっていただき感激している。ＰＫもさることながら、昼には焼き肉、懇親を深めて昨年のワールドカップに負けない熱いプレーを」とあいさつし大会が開幕。競技は１チーム７人で編成し選手５人によるＰＫ戦。小学１～４年、中学はリーグ戦、高校・一般はリーグ戦と決勝トーナメントで競った。

焼き肉で「びらとり和牛」を味わう参加者たち

　今年も昼食のびらとり和牛、びらとり黒豚バーベキューに誘われて、全道から駆けつけた小学生から一般まで96チームの選手６７０人と大会関係者30人を含め約７００人が会場を埋め尽くした。札幌、旭川、室蘭、苫小牧、千歳、日高管内など全道各地から参戦。当日は午前中雪が降ったが、午後からは晴れてまずまずのコンディション。足元が滑りやすくミスする場面もあったが、キッカーとキーパーが駆け引きしながら熱戦を繰り広げた。

　結果は、高校・一般の部は旭川のＪＪが３年前の前回大会に続く２連覇を成し遂げ、「最高級Ａ５ランクびらとり和牛」をゲットした。小学生と中学生の優勝チームは図書カードを手にした。

　小学生１～４年生の部に参加した苫小牧市の菅原鴎介君（３年）は「優勝できてうれしい。キーパーもやってシュートが強いチームもあったけど、たくさん止めれたし、楽しかった」と話した。

　成績は次の通り。

　▽高校・一般　①ＪＪ（旭川市）②ホルテモ（むかわ町）③Ａｒｏｕｎｄ 30（札幌市） 　 　▽中学生　①宮崎組（苫小牧市）②ＥＬＳＯＬＥ―ＦＣ　Ｕ15 （同）③鳥谷部組（同）

　▽小学生５～６年　①苫小牧ＥＬＳＯＬＥ―ＦＣ（苫小牧市）②カリノス（同）③ウラボス（同）

　▽小学生１～４年　①スガワラッス（苫小牧市）②ＨＹＳＴＲＹ．ＦＣ（新ひだか町）③キクチッス（苫小牧市）