パンサラッサ生産の木村秀則牧場 ドバイターフ優勝で特別賞と表彰状贈呈【新ひだか】
【新ひだか】昨年3月26日開催の第26回ドバイターフで優勝したパンサラッサ号を生産した木村秀則牧場の木村秀則代表(56)に8日、役場静内庁舎で大野克之町長と生田泰日高振興局長から特別賞と表彰状が贈呈された。
アラブ首長国連邦ドバイのメイダン競馬場で行われたドバイターフ(GⅠ、芝1800㍍)で、ゴール直前の壮絶な叩き合いの末、パンサラッサ(牡5歳)と英国馬ロードノースが1着同着で勝利を飾った。パンサラッサはスタートから加速して先頭を主張。1~2馬身離して迎えた直線は、連覇を狙うロードノースと昨年2着の日本馬ヴァンドギャルド(牡6歳)の猛追があり、3頭が鼻面を並べてゴール。審議の結果パンサラッサとロードノースが同着だった。
静内駒場の同牧場は現在、繁殖馬23頭と育成馬22頭を7人のスタッフで管理している。
この日は、木村さんと妻のひろ美さん(53)、息子の優一君(高静小6年)が役場を訪れ、生田局長から「多くのファンに感動と日高の生産者に強い馬づくりの希望を与えた。これからの活躍に期待したい」と表彰状を、大野町長からは「パンサラッサ号を生産し本町の軽種馬振興に大きく貢献した」と激励され、特別賞の盾がそれぞれ贈られた。
木村さんは「レース後、多くの皆さんからパンサラッサへの励ましの言葉をいただいた。ドラマチックなレース展開で、久々に興奮した。皆さんに感謝しています」と振り返った。今後は、1着賞金額が世界最高の約12億8500万円で、サウジアラビアのキングアブドゥルアジーズ競馬場で25日に行われるサウジカップ(GⅠ、ダート1800㍍)への参戦を正式に決めた。
関連記事
アイヌ文化の魅力発信 「アートウィーク」開幕【釧路市】
釧路市阿寒湖のアイヌ文化から着想を得たさまざまなジャンルの芸術作品を、阿寒湖温泉街を巡りながら鑑賞する「阿寒アイヌアートウィーク2024」(釧路市主催)が、23日から始まった。阿寒湖アイヌコタ...
防災士目指し研修 養成講座、小学3年も挑戦【根室】
【根室】市防災士養成研修講座が、市総合文化会館を会場に23、24日の日程で始まった。札幌市以外での講座は、今年6月の釧路市に次ぐ道内2例目となる。参加者は小学3年生~78歳代までの91人で、う...
ポイ捨てゼロ願う ごみ拾い“袋文字” SNSで発信「皆さん考えて」【帯広】
帯広市西9南1の加藤芳規さん(82)は8年前から毎日、近所のごみ拾いを続け、ごみ拾いSNS「ピリカ」に、2週間分のごみを集めた袋で作る文字アートの写真を投稿している。これまで「ポ・イ・ス・テ」な...
マチルダ 袋いっぱい 大感謝祭【芽室】
芽室町内の農商工などが連携して町をPRするイベント「めむろ大感謝祭2024」(実行委主催)が23日、JAめむろで開かれた。大勢の家族連れらが訪れ、芽室の味覚を味わっていた。 「芽室に感謝す...
災害対応 海と空から 負傷者、物資の輸送訓練【広尾】
広尾署と広尾海保などは21日、広尾町内の沿岸部で、災害発生時の負傷者や救援物資の海上輸送を想定した合同訓練を実施した。巡視船「とかち」や道警の災害ドローンが出動、緊急時の連携対応を確認した。 ...
CATEGORY記事カテゴリー
MEDIA参加新聞社
ARCHIVE月別記事リスト
RANKINGアクセスランキング
- 週間アクセス
- 月間アクセス
-
1
函館市動物愛護管理センター開所 25日から運用 殺処分減へ【函館】
2道東道阿寒─釧路西 12月22日開通 札幌─釧路市街地直結【釧路市】
3昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】
4トラウトサーモン安定的生産に期待込め 浦河港内で養殖試験 浦河町栽培漁業研究会 事業化に向け可能性探る【浦河】
5帯広畜大「ゼニ研」に前田一歩園賞 ゼニガタアザラシの個体数調査継続【札幌】
-
1
高校で卒業式、1623人が門出の日【釧路管内】
2タイ国鉄車両工場長 シンハカーンさん キハ183系を見学 安平
3昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】
4釧路市動物園、ライオンのユウキ死ぬ【釧路】
5旧狩勝牧場再生へCF 返礼はソフト食べ放題やツアー 北広牧場【新得】