函館のさいとう 楽天海産物ジャンル賞受賞 売り上げ3割増【函館】
海産物販売「さいとう」(函館市日浦町、斉藤正一郎社長)が運営する店舗「函館えさん昆布の会」が、大手通販サイト「楽天市場」の「楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー2022」で海産物ジャンル賞を受賞した。同ジャンル賞は全国3店舗が選ばれ、道内は同店のみ。宅飲みの定番「イカ珍味」が主力商品で、売り上げ規模などが評価を受けた。
同賞は、全国5万6000店舗の楽天市場の出店店舗の中から、年間ベストショップを選出するもので、今回で25回目。全国174店舗が受賞し、道内は2社、1自治体が獲得した。
今回の受賞は売り上げ規模、売り上げ対前年比率、顧客からの店舗評価の高さ、リピーター率、注文件数の多さが優れていたことが挙げられる。
同店はイカのほか、サケトバ、コマイ、タラなど、つまみ珍味300品目を扱い、ワンフロアの営業所(本通3)内でパック詰めから顧客対応、梱包まで一貫して行う。新型コロナウイルス禍の外出自粛でネットショッピング利用者の増加を追い風に新規顧客を得て、楽天市場での22年の売り上げ規模は前年比3割増の3億円に達した。
同社の売上高8億1000万円(22年9月決算)のうち、ネット通販事業が9割を占める。
斉藤社長(46)は「嗜好(しこう)品は『食べたい』という気持ちが強いうちに届けることが大事で、商品を一日も早く届けられるよう努力している。道内3店舗のみの難関に入り、日々の積み重ねが認められてうれしい。現状に満足せず、常にレベルの高い目標に向かって歩み続けたい」と気を引き締める。原料イカの不漁が続く中、工夫しながら販売を継続する考え。
同店は昨年、「楽天ショップ・オブ・ジ・エリア2021」(北海道エリア内から選出)を道南で唯一受賞している。
1月25日に東京で表彰式があり、楽天市場を運営する楽天から斉藤社長が受賞盾を受け取った。従業員と共に受賞を喜んでいる。
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