オンライン家庭教師 「さざれいし」つくば開成高と連携【帯広】
NPO法人地域子育てネットすくさぽ(帯広)代表理事の大澤浩介さん(45)が運営する、不登校の児童生徒や勉強が苦手な子を対象としたオンライン家庭教師「さざれいし」が、広域通信制のつくば開成高校(茨城県牛久市)の「学習等支援施設帯広キャンパス」に指定された。レポート指導などで、高校卒業の単位認定を目指す生徒たちをサポートしていく。
さざれいしは、管内大手学習塾に16年間務めた経験を持つ大澤さんが2020年11月に開設。十勝をはじめ、管外や道外の小中高生合わせて約20人が学んでいる。
つくば開成高校との連携は、さざれいしを利用する高校生の1人が、在籍する通信制高校を続けられなさそうになっていることがきっかけとなった。利用者たちにとって高校卒業が一つの目標となることもあり、目標達成のためのサポートをしていくことを決めた。
同校の単位認定の柱は「レポート課題」「スクーリング(面接指導)」「テスト」。さざれいしでは、レポートに一緒に取り組んだり、学習計画を立てることを支援する。
同校では主要教科のレポートが習熟度別に分かれていることや、スクーリングが年2回で生徒の負担も少ないことが決め手となった。
大澤さんは「高校卒業を目指せることが希望になる場合もある。(さざれいしの支援で高校卒業を目指せることが)“お守り”のようになれば」と話す。
通信制高校サポートコースはメンタルサポート・キャリアコーチング(年3万円)、学習ペース伴走支援(年1万2000円)などが必要。道内での学習等支援施設キャンパスは4校目となる。
関連記事
12月1日から「ひろはこ冬の観光キャンペーン」【函館】
函館市と青森県弘前市による、ひろはこ連携推進実行委は12月1日から、両市の相互誘客や周遊観光の促進を図る「ひろはこ冬の観光キャンペーン」を展開する。3年目となる今年度も「雪ミク」がメインキャラ...
道民意識調査 ヒグマあつれき増加受け積極的捕獲支持増える【函館】
道は、9~10月に道内の18歳以上を対象に実施した、今年度の道民意識調査の結果をまとめた。ヒグマに対してこの10年で「大きく不安が増えた」「不安が増えた」と答えた人は合計で72・6%に上り、前...
親子で環境を考える 新ひだか LEDランタン工作教室【新ひだか】
【新ひだか】町保健福祉部生活環境課は16日、町公民館集会室で「親子で作ろう!LEDランタン工作教室」を開き、親子24人が参加して、省エネや太陽光発電のしくみなどを学び、脱炭素への意識を高めた。 ...
森林の機能や仕事学ぶ 新ひだか町緑化推進委と林業林産業担い手対策協共催 ..
【新ひだか】高静小(佐藤裕哉校長、児童495人)で19日、6年生3クラス93人を対象に「林業教室」が開かれ、児童たちは森林の機能や林業の仕事について理解を深めた。 総合的な学習の授業として、こ...
来年の主役は「ココア」動物園カレンダー完成【釧路市】
釧路市動物園(鈴木貴博園長)の2025年版カレンダーが完成し、23日から販売を開始する。来年は開園50周年を迎える節目とあって、写真は同園1番人気のアムールトラ「ココア」(雌、16歳)が採用され...
CATEGORY記事カテゴリー
MEDIA参加新聞社
ARCHIVE月別記事リスト
RANKINGアクセスランキング
- 週間アクセス
- 月間アクセス
-
1
道東道阿寒─釧路西 12月22日開通 札幌─釧路市街地直結【釧路市】
2函館市動物愛護管理センター開所 25日から運用 殺処分減へ【函館】
3帯広畜大「ゼニ研」に前田一歩園賞 ゼニガタアザラシの個体数調査継続【札幌】
4昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】
5トラウトサーモン安定的生産に期待込め 浦河港内で養殖試験 浦河町栽培漁業研究会 事業化に向け可能性探る【浦河】
-
1
高校で卒業式、1623人が門出の日【釧路管内】
2タイ国鉄車両工場長 シンハカーンさん キハ183系を見学 安平
3昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】
4釧路市動物園、ライオンのユウキ死ぬ【釧路】
5旧狩勝牧場再生へCF 返礼はソフト食べ放題やツアー 北広牧場【新得】