無病息災を祈念 浦河神社節分の厄払いに多くの町民が参拝【浦河】
無病息災を祈願する節分厄払いが浦河神社で3日行われた。多くの地域住民らが参詣し、一年の安泰を願った。
節分の厄払いは、神仏に祈って鬼と邪気を払い、無病を祈念するもの。平安時代から続いている風習で、厄年に〝厄払い〟の祓いを受けることで、降りかかる厄難を払い落とすといわれている。
中でも、数え年で男性25歳、42歳、61歳と女性19歳、33歳、37歳は〝厄年〟として特に意識して厄払いの祓いを受けに参詣する人が多い。
ことしも浦河神社では、午前10時から午後7時までの時間、30分間隔で厄払いが行われ、随時多くの町民らが訪れ、神殿でお祓いの儀式を受けて1年の無事安泰と無病息災を祈った。
お祓いを受けた浦河高校3年の藤谷涼加さんは「今年、厄年なのでお祓いにきた。春から就職するので、仕事がうまくできることと交通安全を祈願した」と晴れやかな笑顔を見せていた。
神職の酒井俊宮司は「まだまだ新型コロナウイルス感染症が流行している世の中。厄払いで、皆さんの無病息災と今年1年を良い年で過ごせるように祈祷させていただいている」と話していた。
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