「入選を目指して頑張る」 ピアノで 全国出場 布施龍生さん(静三中1年)が表敬訪問【新ひだか】
【新ひだか】昨年12月17日、札幌で開かれた第13回バッハコンクール地区大会で中学生A部門で優秀賞に選ばれ、全国大会に出場する布施龍生(たつき)さん(静内第三中1年)=高砂町3= が2日、両親と役場静内庁舎を表敬訪問し大野克之町長らに大会での健闘を誓った。
龍生さんは、消防署勤務の父敏彦さん(40)、母美樹さん(47)と2人の弟がいる。
龍生さんは、母の影響を受け2歳からピアノを始め、ヤマハ音楽教室(静内山手町)に通っていた。小学3年生になるころから週1回、苫小牧市在住のピアノ講師を自宅に招き練習。さらに、母親の指導を受けながら毎日自宅練習で腕を磨いてきた。
昨年も、同コンクールに出場し地区大会で優秀賞を受賞し、全国大会に出場。全国大会では惜しくも入選できなかったが、今年も地区大会を通過し、2年連続での全国大会出場。
「日本バッハコンクール」は東音企画が主催。音楽の原点である、バロック期のポリフォニー(複数の異なる動きのメロディーが協和して進行する音楽)の作品学習をすることで、幼児から大人まで幅広い層がエントリーでき、部門別に全国で7千人近くが出場する。
龍生さんは「去年は、会場の照明や空気が違って緊張した。今年は、入選を目指して頑張りたい」と意気込みを話した。
大野町長は「人間は失敗も緊張もある。緊張しても自分の演奏をやりきってほしい」、久保田達也教育長は「一定の成果が認められての全国大会。結果を気にせず新しい世界観や景色を体験して、今後に役立ててほしい」と激励した。
全国大会は、11日に東京都中央区築地の浜離宮朝日小ホールで行われる。
関連記事
アイヌ文化の魅力発信 「アートウィーク」開幕【釧路市】
釧路市阿寒湖のアイヌ文化から着想を得たさまざまなジャンルの芸術作品を、阿寒湖温泉街を巡りながら鑑賞する「阿寒アイヌアートウィーク2024」(釧路市主催)が、23日から始まった。阿寒湖アイヌコタ...
防災士目指し研修 養成講座、小学3年も挑戦【根室】
【根室】市防災士養成研修講座が、市総合文化会館を会場に23、24日の日程で始まった。札幌市以外での講座は、今年6月の釧路市に次ぐ道内2例目となる。参加者は小学3年生~78歳代までの91人で、う...
ポイ捨てゼロ願う ごみ拾い“袋文字” SNSで発信「皆さん考えて」【帯広】
帯広市西9南1の加藤芳規さん(82)は8年前から毎日、近所のごみ拾いを続け、ごみ拾いSNS「ピリカ」に、2週間分のごみを集めた袋で作る文字アートの写真を投稿している。これまで「ポ・イ・ス・テ」な...
マチルダ 袋いっぱい 大感謝祭【芽室】
芽室町内の農商工などが連携して町をPRするイベント「めむろ大感謝祭2024」(実行委主催)が23日、JAめむろで開かれた。大勢の家族連れらが訪れ、芽室の味覚を味わっていた。 「芽室に感謝す...
災害対応 海と空から 負傷者、物資の輸送訓練【広尾】
広尾署と広尾海保などは21日、広尾町内の沿岸部で、災害発生時の負傷者や救援物資の海上輸送を想定した合同訓練を実施した。巡視船「とかち」や道警の災害ドローンが出動、緊急時の連携対応を確認した。 ...
CATEGORY記事カテゴリー
MEDIA参加新聞社
ARCHIVE月別記事リスト
RANKINGアクセスランキング
- 週間アクセス
- 月間アクセス
-
1
函館市動物愛護管理センター開所 25日から運用 殺処分減へ【函館】
2道東道阿寒─釧路西 12月22日開通 札幌─釧路市街地直結【釧路市】
3昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】
4トラウトサーモン安定的生産に期待込め 浦河港内で養殖試験 浦河町栽培漁業研究会 事業化に向け可能性探る【浦河】
5帯広畜大「ゼニ研」に前田一歩園賞 ゼニガタアザラシの個体数調査継続【札幌】
-
1
高校で卒業式、1623人が門出の日【釧路管内】
2タイ国鉄車両工場長 シンハカーンさん キハ183系を見学 安平
3昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】
4釧路市動物園、ライオンのユウキ死ぬ【釧路】
5旧狩勝牧場再生へCF 返礼はソフト食べ放題やツアー 北広牧場【新得】