ピアニストの演奏を堪能 若林さん、小野寺さんが連弾も披露【新冠】
【新冠】町レ・コード館自主企画委員会主催のピアノリサイタル「若き才能きらめく二人のピアニスト」が1月29日、同館町民ホールで開かれ、186人が来場して演奏を楽しんだ。
新冠小5年の若林樹さん(10)は5歳でピアノを始め、2021年第11回日本バッハコンクール全国大会金賞、22年第12回同コンクール銀賞など活躍。現在、札幌大谷学園附属音楽教室の阿部佳子さんに師事。
札幌開成中等教育学校5年の小野寺拓真さん(17)は、国内外のコンサートに出演し、数々の国際コンクールで優勝。昨年は全国13カ所でツアーを開催するなど活躍中。
リサイタルでは、若林さんがバッハのインヴェンション第11番BWV782ト短調など3曲、小野寺さんは当時世界で一番難しいと言われたバラキレフの東洋風幻想曲「イスラメイ」など6曲を演奏。最後に連弾で「コントルダンス」を演奏して締めくくった。
初めてとなる地元でのコンサートを終えた若林さんは「人数が多くて緊張した」と振り返りながらも、「小野寺さんとの連弾は、息を合わせて演奏することが出来て楽しかった。小野寺さんみたいに色々な曲を上手に弾けるようになりたい」と話した。
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