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十勝毎日新聞

村に住んで良かった 移住パンフを経験者が作成【中札内】

 中札内村の移住・定住に関するパンフレットが完成した。村内移住者による移住促進協議会「なかさつサポーターズ」(土生容大会長)と村役場施設課の職員が協力し、村の魅力を「移住者目線」でまとめた。サポーターズメンバーは「パンフレットで村の魅力を知り、実際に来て感じてほしい」と話している。

パンフレットをPRするサポーターズメンバーと村役場職員

 移住者向けパンフレットはこれまで村主体で作成していた。昨年6月に結成したサポーターズの活動として、パンフレットを刷新することに。メンバーらは「移住を考えている人が手に取りたくなるようなパンフレットを」と半年ほど試行錯誤を重ねた。

 パンフレットでは、日高山脈や農村風景、清流日本一に選ばれた札内川など自然に恵まれながら、とかち帯広空港から約15分と住みやすい地域である点をアピール。サポーターズメンバーの写真や名前、移住した地区を記載し、村の文化振興や子育て支援、健康づくりへの取り組みなど、実際に住んで感じた良さやエピソードを盛り込んだ。

 役場職員が考えたデザインを基に、スーパーや公共施設、景色がきれいな場所などを記した地図も載せた。メンバーの杉本伸子さん(62)は「役場と住民の協力で素晴らしいものができた」と喜ぶ。

 パンフレットはA4判、全4ページ。村役場や道の駅なかさつないのほか、十勝管内の他の道の駅、とかち帯広空港や帯広駅、帯広競馬場に順次設置される。メンバーの野本哲嗣さん(68)は「観光案内と違い、移住に関心のある人に役立つ内容になっている」と話す。

 サポーターズは移住専用ホームページのほか、Facebook(フェイスブック)で「北海道中札内村移住相談室」のグループを立ち上げた。今後は移住検討者の個別相談にも応じていく。

体験住宅の期間延長
 中札内村に移住を希望・検討している人向けの移住体験住宅は、2月末の利用期間を3月31日まで延長する。19日現在3件の利用や予約があり、好評のため。事前に村施設課(0155・67・2496)で空き状況を確認し、必要書類をそろえて申し込む。問い合わせは同課へ。

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