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名寄新聞

ピヤシリ山で滑走検証・バックカントリーモニターツアーがスタート【名寄】

モニターツアーの参加者たち。雪上車で移動した

 ピヤシリスキー場、ピヤシリ本山での「バックカントリー」モニターツアーが、22日からスタート。初回は名寄市民とスキー場関係者を対象に行われ、ピヤシリ山で滑走を検証した。将来的には商品化を検討していくことにしている。

 スポーツ庁の「スポーツによる地域活性化推進事業」を活用して実施。Nスポーツコミッション、名寄市経済部産業振興室などと連携し、初めてモニターツアーを企画した。

 ピヤシリスキー場周辺は手つかずの原生林が広がり、気象条件がもたらす屈指の雪質は名寄の貴重な地域資源であり、スキー場周辺のピヤシリ山、スキー場サイドにはバックカントリースキー・スノーボードに適したフィールドが多くあることから、これらを活用したバックカントリー商品の開発、構築を目指すことを狙いとしている。

 モニターツアーは22日から2月9日までの全5回にわたって行うことにしている。初回の22日は名寄市民とスキー場関係者が対象で、市民3人とスキーパトロール赤十字奉仕団員1人の合わせて4人が参加。ガイドは本社代表取締役で北海道アウトドア山岳ガイド(道知事認定)の資格を有する村上淳哉が務めた。

ピヤシリ山で滑走を検証した

 コースは国有林内であるため、上川北部森林管理署に入山届を提出。参加者たちは雪上車に乗り込み、午前9時10分ごろスキー場管理棟前を出発し、ピヤシリ観光道路(林道)を経て、10時ごろピヤシリ山頂付近に到着。下車後、樹氷や冬山の景色を目にしながらバックカントリースキー・スノーボードで滑走を検証。名寄ならではの寒さや真っ白な雪の世界を満喫しながら試走した。

 今後、28日と30日は一般募集、29日はスキー関係者、2月9日は学生を対象にモニターツアーを実施。特に一般募集は上級者も参加するため、運営体制づくりなどで意見を参考にし、将来的には商品化を目指していく。

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