手荷物運搬スタート、登別駅で来月12日まで 春節に合わせ市とコンベンション協会【登別】

キャリーバッグを運搬するスタッフら=JR登別駅
登別市と登別国際観光コンベンション協会は23日から、JR登別駅でのポーターサービスを開始した。駅ホームから改札までの区間、観光客の手荷物運搬を補助するサービスで3年ぶりの実施。2月12日までの間、登別ならではのおもてなしを展開する。
中華圏の旧正月・春節に合わせた取り組み。2015年度に実証実験として行い、16年度から事業化。15年度は18日間で2540個、16年度は32日間で9787個、17年度は40日間で8933個、18年度は30日間で7057個、19年度は33日間で6198個の実績があった。20、21年度は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止していた。
3年ぶりの実施となった今回は、札幌発の函館、室蘭行きの特急8本を対象に駅ホームと改札の間で手荷物を運ぶ。雇用対策として、登別勤労者企業組合と登別建設厚生企業組合に委託。各日8人ほどがスタッフとして活動する。
初日は午前9時58分発の函館行き特急北斗6号からスタート。ビブスを着たスタッフら約10人が降りてきた観光客に声をかけ、跨(こ)線橋を渡った先にある改札まで荷物を運んだ。
市観光経済部の森元俊明部長は「国の水際対策が緩和されてからは徐々に訪日客は増えてきている。これから、さっぽろ雪まつりが始まるので、その前後がピークになるのでは」と説明。「以前のように登別に多くの観光客が戻ってくるのを期待して、おもてなししていきたい」と話していた。
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