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網走タイムズ

優勝は釧路のチーム ワカサギ釣り選手権

優勝を目指し、さお先に神経を集中させる参加者

 【網走】網走の冬の風物詩の1つ「ワカサギ釣り」を競技にした全国的にも珍しい大会「ワカサギ釣り選手権大会」が21、22の両日、網走湖で行われ、釧路市の3人組「チーム釣りバカ」が優勝した。

 今年で13回目を数える恒例の大会。網走湖の氷上ワカサギ釣りは全国に知られており、ファンも多いことから、今年も道内を中心に多くのチームが応募。定員を超えたため、抽選で50チームが出場権を得た。

 当日は、このうち47チーム約140人が参加。指定エリア内の釣り穴をくじ引きしたチームは、大会主催者が用意した釣具を使い、大会に臨んだ。

 1日目は午後、2日目は午前で、それぞれ2時間の制限時間内にどれたけワカサギを釣り上げるかという競技。2日間に釣り上げた総重量で順位を競った。

 両日とも気温こそ上がらなかったものの、まずまずの釣り日和。しかし、湖面に張った氷の下がメーンステージだけに、釣り穴が数㍍違うだけで釣果が全く変わってくるというのがワカサギ釣りの難しさ。

 参加した人たちも、当たりを探ったりえさが取られていないか確かめたりしていたが、なかなか釣り上げることができず、みな表情はくもりがち。中には他チームの釣れ具合が気になり、辺りを見回してばかりの人も。

 やっと当たりが来たと張り切ってさおを上げると、穴から体長15㌢ほどのウグイが出てきて、思わず「違うよー」と肩を落とし、周りから笑い起きるなど、真剣な中にもワカサギ釣りを楽しんでいた。

 優勝したのは、釧路の「チーム釣りバカ」で、賞金10万円を獲得。2位はVARIVAS北海道(北見)、3位はヤキニクザンマイ(同)だった。

 網走湖のワカサギ釣り遊漁料は大人800円、小学生400円。貸しさお200円、貸しいす100円などのレンタルグッズもある。穴あけからのセット料金は1800円。

 寒風をさえぎって釣りを楽しめる2―4人用のレンタルテントは2千―4千円。会場で釣りたての天ぷらを楽しめるセットは1千円などもある。

 営業時間は午前8時半から午後4時まで。  問い合わせは網走市観光協会(☎44―5849)、ワカサギ釣り会場直通電話(☎48―2289)へ。

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