一斉にスタートして快走する出場者たち

　第７回「なよろサンピラー10キロスノーマラソン大会」が22日、道立サンピラーパーク内のサンピラー交流館をスタート・ゴール地点に開かれた。出場者たちは寒さや雪にも負けず、雪上のコースを快走した。

　「マサシナイトランクラブ」などに所属しているランニング愛好者を中心に組織した同大会実行委員会（楢山秀明実行委員長）が主催。Ｎスポーツコミッション、名寄振興公社、名寄市教育委員会と共催。

　リレハンメル五輪ノルディック複合団体金メダリストで、名寄市スポーツ振興アドバイザーの阿部雅司さんのプロデュースによる新春恒例企画。冬でもランニングが楽しめることを多くの人たちに実感してもらおう―と「ダイヤモンドダストの中を笑顔で駆け抜けよう」をスローガンに掲げている。

　今年は地元や上川北部をはじめ、旭川、北見、札幌、苫小牧、室蘭などの８歳から79歳まで72人がエントリー。

　なよろ観光大使である作．ＡＣ北海道監督の作田徹さん、太田尚子さん、菊地真司さん、澤井玄さん、山中一輝さん、島谷樹さんをゲストランナーに招いた。

　コースは道立サンピラーパーク内のサンピラー交流館前をスタート・ゴール地点とし、ふるさと工房館前まで往復（２キロ）しながら周回。男女、年齢別に２キロ、６キロ、10キロの部を設けた。

　出場者たちは同館前を一斉にスタートし、起伏もある雪上のコースを駆け抜けた。中には今年の卯年にちなんで、ウサギの耳を付けて仮装した人も。

　気温はマイナス９度ほどで、天候は晴れていた後に雪が降ってきたが、寒さや雪にも負けず健脚を競い、快走していた。