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苫小牧民報

オリジナル紙袋製作 商店街PR策第2弾 白老商業振興会 年末商戦を応援

白老商業振興会(村上英明理事長)は、JR白老駅近くの大町商店街や周辺にある加盟店の看板をモチーフにしてデザインしたオリジナルの紙袋を製作した。昨年製作したクリアファイルに続く商店街PR策の第2弾。計1000枚を作り、各店で買い物した客に対し、商品を入れる袋として進呈する。村上理事長は「買い物客に商店街をアピールしてもらえたら」と話している。

商店街をPRする紙袋を手にする村上理事長

 袋のサイズは幅27センチ、高さ36センチ、奥行き8センチ。クラフト紙製。地色は濃紺で、両面に36の加盟企業、商店、事業所が掲げる看板の絵柄をずらりと並べている。

 看板のデザインは、いずれもアイヌ文様風。眼鏡、弁当、パン、カメラ、米などを表現し、それぞれの業種が一目で分かる。看板自体は縦横50センチ大のアルミ板と樹脂製で2020年以降、各加盟店の店頭に掲げられている。色合いは紙袋と同じ濃紺で統一されており、「商店街はウポポイ(民族共生象徴空間)を応援しています」の文字やウポポイのロゴマークも取り入れられている。

 村上理事長は年末商戦の広がりを望むと共に「昨年製作して好評だったクリアファイルに続き、紙袋では買い物帰りのお客さまに提げてもらうことで商店街をPRしてもらえたら」と期待する。

 今後もさまざまな企画を通して地元商業を盛り上げていく考えで、紙袋にある看板の絵柄を覚えてもらうことで「いろんなお店を再発見し、利用してもらうきっかけになればうれしい」と話している。

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