地酒十勝晴れPR 上川大雪酒造が北の屋台で「号外」【帯広】
上川大雪酒造(上川管内上川町、塚原敏夫社長)は2日、音更産の新米を使い、帯広畜産大学内の酒蔵「碧雲(へきうん)蔵」で醸造した地酒「十勝晴れ」のPRのため北の屋台を訪れた。発売日や記念イベントを伝える「号外」を作成し、酔客らに配布した。
「十勝晴れ」は産学官金が連携した十勝酒文化再現プロジェクト(事務局・帯広信金)が2010年から開発を始めた地酒。今年初めて十勝の酒蔵での醸造に成功した。「号外」はA3判4ページで、地酒の写真や開発者らの喜びの声、「十勝晴れ」開発12年間の年表などを記載した。
2日は、醸造作業を担った杜氏(とうじ)補佐の山根桃華さんらが号外を配布、兵庫県から出張で訪れた杠和樹さん(29)は「十勝に日本酒のイメージはなかったが、お土産にも良いかもしれない」と驚いていた。山根さんは「十勝の米と水を使い、十勝の蔵で造った酒なので、まずは十勝の人に愛される酒になってほしい」と話した。
「号外」は3日にも帯広市内の藤丸で配られた。9~11日には碧雲蔵で、試飲と酒かすの無料配布(持ち帰り用容器持参)が行われる予定(午前10時~午後2時)。
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