北海道ニュースリンクは北海道の参加新聞社がニュース・イベントを配信するサイトです

釧路新聞

マリモ湖底で冬ごもり【釧路】

作業を行う阿寒観光汽船の職員

 国の天然記念物マリモを阿寒湖(釧路市)の湖底に移す作業が1、2の両日行われた。100個のマリモが生まれ育った湖で冬ごもりし、春の訪れを待って来年4月下旬に再び引き上げる。

 このマリモは、同湖北部のチュウルイ島にあるマリモ展示観察センターで展示していたもので、同センターが冬季閉鎖される間、自然に近い形で越冬できるよう、12~4月はかご(縦40㌢、横60㌢、高さ30㌢)15個に分けて入れ、同島桟橋付近の湖底に沈めて保管する。

 作業は同センター指定管理者の阿寒観光汽船の職員が行い、このうち2日には職員7人がロープにくくりつけたかご2個に直径約3~25㌢のマリモを入れ、水深2~3㍍の湖底に移した。

 釧路市教委阿寒生涯学習課の尾山洋一学芸員は「しっかりと管理してもらっていたのでマリモの状態は悪くない。湖の中でゆっくり休息して、来年の春には元気な姿を見せてほしい」と話していた。(嶋守善一)

関連記事

函館新聞

12月1日から「ひろはこ冬の観光キャンペーン」【函館】

 函館市と青森県弘前市による、ひろはこ連携推進実行委は12月1日から、両市の相互誘客や周遊観光の促進を図る「ひろはこ冬の観光キャンペーン」を展開する。3年目となる今年度も「雪ミク」がメインキャラ...

函館新聞

道民意識調査 ヒグマあつれき増加受け積極的捕獲支持増える【函館】

 道は、9~10月に道内の18歳以上を対象に実施した、今年度の道民意識調査の結果をまとめた。ヒグマに対してこの10年で「大きく不安が増えた」「不安が増えた」と答えた人は合計で72・6%に上り、前...

日高報知新聞

親子で環境を考える 新ひだか LEDランタン工作教室【新ひだか】

【新ひだか】町保健福祉部生活環境課は16日、町公民館集会室で「親子で作ろう!LEDランタン工作教室」を開き、親子24人が参加して、省エネや太陽光発電のしくみなどを学び、脱炭素への意識を高めた。 ...

日高報知新聞

森林の機能や仕事学ぶ 新ひだか町緑化推進委と林業林産業担い手対策協共催 ..

【新ひだか】高静小(佐藤裕哉校長、児童495人)で19日、6年生3クラス93人を対象に「林業教室」が開かれ、児童たちは森林の機能や林業の仕事について理解を深めた。  総合的な学習の授業として、こ...

釧路新聞

来年の主役は「ココア」動物園カレンダー完成【釧路市】

 釧路市動物園(鈴木貴博園長)の2025年版カレンダーが完成し、23日から販売を開始する。来年は開園50周年を迎える節目とあって、写真は同園1番人気のアムールトラ「ココア」(雌、16歳)が採用され...

CATEGORY記事カテゴリー

MEDIA参加新聞社

ARCHIVE月別記事リスト

RANKINGアクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス