石黒組合長に協力を求める千葉会長ら

　【網走】飲酒運転を根絶し、事故のない明るい地域社会をつくろうと、網走地区交通安全協会（千葉順造会長）は、飲酒運転根絶キャンペーンを行っている。

　飲食の機会が増える、忘年会シーズンを前にしたキャンペーンは、コロナ前は毎年実施していたが、本年は数年ぶりに実施した。

　この日は、千葉会長と網走署交通課の小島哲警部補が網走社交飲食業組合の石黒雅通組合長を訪れ、業界を挙げた飲酒運転撲滅運動の展開を依頼した。

　千葉会長は、飲酒運転の危険性を知らせ、飲酒運転根絶を呼び掛けるチラシと卓上のぼりを手渡し「ともに事故のない地域の実現を」と要請。

　小島警部補は「ハンドルキーパーを決めるなど、仲間内から飲酒運転を出さないよう呼び掛けてほしい」と求めた。

　石黒組合長は「皆さんに楽しい飲食を満喫していただくためにも、業界を挙げて飲酒運転の根絶に協力していきたい」と受け取った。

　同組合加盟の61店舗は、店内にのぼりやチラシを掲示して「網走の交通安全を守るよう呼び掛けていく」と話している。