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釧路新聞

3年ぶり北国讃歌に喝采 市民ら100人根室の四季演唱【根室】

 【根室】3年ぶりに響いた「北国讃歌」―市民や地方から駆け付けた約100人が根室の四季を演唱する交響組曲で、新型コロナウイルス感染症の影響で封印されていた``ふるさとの歌、、に、詰め掛けた市民は大きな拍手で感動を伝えていた。(山本繁寿)

 26日の北国讃歌を作った根室出身の作曲家・飯田三郎氏(1912―2003)の生誕110年記念音楽会(実行委主催)の最後を飾る演目として催された。本来は市文化祭音楽大会でのプログラムだが、今年は記念音楽会に合わせ。

 根室の「第九」(ベートーベン作曲)と表される北国讃歌は、1968(昭和43)年の根室開基100年を記念して作られた5楽章からなる交響組曲。文化祭の場で市内の音楽団体が一年を締めくくる演目として、今に歌い継いでいるが、コロナ禍で2年連続中止となっていた。

 「ふるさとの歌を高らかにうたおう」との朗唱を終えると始まる根室の四季を表す「氷流れて港が空いて」「霧が降る」「テシロップ」「しばれる」などの歌詞、演奏が復活、第5楽章では高橋隆一さん(61)が朗々と歌声を披露した。

 30年以上にわたって北国讃歌の指揮を担当している池本昇さん(60)は「景色が見えるふるさとの歌を持っていることの喜びを改めて感じ、飯田先生が作ったこの曲を長く歌い継いでいきたい」と話していた。

 音楽会は、ねむろ太鼓保存会の「北方領土復帰祈願太鼓」で開幕、市内の校歌や昭和を飾った名曲の数々をピアノや合唱で聴かせ、根室市出身の作曲家・高橋掬太郎氏とともに作った「ここに幸あり」を歌う大津美子さん(84)が登場し、EPJOとの共演で年齢を感じさせない歌声を披露した。

3年ぶりに演唱された「北国讃歌」

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