多くの習字作品に見入る【様似】
【様似】様似書道会と日本習字全日高書友会主催の「東部3町書道合同作品展」が5、6の両日、町中央公民館で開かれ、2日間合わせて315人が来場し、様似、浦河、えりもの3町の日本習字教室生らが書いた作品の数々に興味深く足を止め見入った。様似文化協会後援。
同作品展は6月に新ひだか町で開催した全日高書友会の「創立50周年作展」において「東部3町の住民たちにとって見には行きたいが新ひだか町は遠いため、難しい」との声があり様似町での実施を企画した。東部3町作品展は浦河町では2011年(平成23年)から3回実施(成人と指導者作品)したが、様似町では初めて。また、子ども~成人、指導者を含めた合同作品展も初めてとなる。
小・中・高校生・成人の各教室生作品250点と東部3町の指導者5人の作品を合わせて約300点を展示。指導者の隷書、行書、楷書、草書、篆書などの千字分、屏風、扇子作品のほか、成人の「くらしの書」、子どもたちの力作がそろい、来場者たちはホール全体に飾られた作品に時折足を止め、見入っていた。
同作品展の責任者で浦河町で指導する安原真知子さんは「たくさんの親子連れや、祖父母の方々が見に来ていただきうれしい。合同で行うことの意義を感じることが出来た。(普段なかなか目にすることない指導者の作品を)子どもたちも見て刺激を受けているようで良かった」と話していた。
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