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函館新聞

函大・竹下、契約合意 楽天育成3位、スカウトが指名あいさつ【函館】

プロ入りへ期待を込めて手を合わせる4人。(左から)阪内監督、竹下投手、愛敬スカウト部マネジャー、益田担当スカウト

 プロ野球の新人選択会議(ドラフト会議)で東北楽天ゴールデンイーグルスに育成3位で指名を受けた函大4年の竹下瑛広投手(22、神奈川・厚木北)が7日、同球団の愛敬尚史スカウト部マネジャーと益田大介担当スカウトから指名のあいさつを受け、午後に契約交渉を行い、支度金300万円、年俸250万円(金額は推定)で基本合意した。同大から坂田遼元選手以来14年ぶりにプロ選手が誕生した。

■田中選手みたいな投手に

 午前11時ごろ、野又淳司学長と阪内俊喜監督がスカウト2人を出迎えた。愛敬スカウト部マネジャーが「ドラフト会議で竹下君を育成3位で指名させていただきました」とあいさつ。「うちとしては育成だが、来てほしいと思った。35歳前後の投手が多いので、そろそろ若い投手がほしいところで支配下5人を指名した。競争は激しくなるが、負けずにキャンプからしっかりとやってほしい」と呼びかけ、竹下投手も「頑張ります」と力を込めた。

 あいさつ後の記者会見で竹下投手は「指名後、実感がなかったが、契約直前で実感が沸いてきた。1年間けがをしない体作りをして結果を残したい。田中将大投手みたいな楽天を代表する投手になりたい」と意気込んだ。阪内監督は「目標は高く掲げてほしいが、育成選手なので支配下選手になることを最大の目標にしてほしい」と語った。

 益田担当スカウトは185センチの長身に加え、最速148キロの直球と切れの良いカーブを挙げ、「体ができてくれば150キロ以上を投げられると思う。先発、中継ぎともにできる。球界を代表する投手になってくれれば」と期待する。

 1月の新人合同自主トレに向けて「筋力トレーニング、走り込み、温かい日は投げ込んでいる」とプロとして自覚が日に日に増し、自主練習にも力が入る。1年目へ「まずは体を作って支配下を目指したい」と話し、「こいつが出てきたらやばいという『ラスボス感』が出るような投手になりたい」と独特の表現で将来像を思い描いた。

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