最優秀賞の上田さん（右から２人目）ら入賞者４人

　２０２３年８月に行われる全国高校総合体育大会（インターハイ）女子バレーボール競技を運営する釧路市・釧路町実行委員会（会長・蝦名大也釧路市長）は７日、釧路市役所で種目別ポスター原画の表彰式を開いた。最優秀賞に選ばれた上田明奏羽さん（釧路明輝高校３年）ら入選者４人に表彰状が授与された。

　同競技は来年８月１～５日にウインドヒルくしろスーパーアリーナ、釧路町総合体育館、釧路江南高校体育館を会場に、全国延べ５２校の選手ら約１０００人が来釧し行われる。同委員会では機運を盛り上げるためポスターや競技プログラムの表紙に採用する原画を６～９月に釧路市・町の中高生を対象に募集。応募総数２３点から最優秀賞、優秀賞各１点、佳作２点を選んだ。

　この日は上田さん、優秀賞の松山惠理さん（明輝高１年）、佳作の鈴木愁さん（同２年）と山下桜花さん（青陵中２年）に蝦名市長から表彰状、協賛企業、団体より副賞が贈られた。

　上田さんの作品は「チームワーク」がテーマ。サーブやレシーブなど四つの躍動感ある態勢で選手それぞれが自分の役割を果たしながら勝利に向けボールをつなぐ姿を、黄、緑、青、赤の４色を使って描いた。制作期間は９月初旬から約３週間で「とてもうれしい」と笑顔を見せた。

　蝦名市長は「同じ年代の人たちが頑張るインターハイの価値を高めてくれている」と感謝の気持ちを示した。応募された全作品は１０日から同アリーナで展示する。