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日高報知新聞

まちづくりのアイデアを考える【新ひだか】

【新ひだか】「元気なふるさとづくりミーティングinひだか」が10月28日、静内古川町2の「ベイシーズカフェ」で開かれ、管内から24人が参加し、地域づくりを考えるワークショップでまちづくりのアイデアを考えた。道の主催事業。

 道では、道内市町村の集落対策の促進へ向けて、元気なふるさとづくり研究会委員と地域関係者による事例視察や意見交換を行う「元気なふるさとづくりミーティング」を2018年から実施。

 最初に、まちづくり先進事例の視察&参加で、新ひだか町の市川福子さん(町の移住コンシェルジュ)が、月1回の移住者交流会「午後カフェ」と「暮らし・サポーターズ」の取り組みについて紹介した。

 まちづくりワークショップでは、「午後カフェ」の市川福子さん、「平取町新規就農者受入協議会ネオフロンティア」の事務局長を務める渡邉邦衛さんがプレゼン。

 元気なふるさとづくり研究会委員として参加した、酪農学園大学農食環境学群循環農学類教授・井上誠司氏は「いろいろな人が出入りすることはいいことだと感じた。情報などが新鮮な状態で聞けることの良さを実感した。今後も活動を繰り広げていただきたい。平取町の役場や農協の支援のほか、参入された農家の人がサポートのメンバーとして活躍していることに感銘を受けた。農業は技術が必要で平取の強みになっている。新規参入者の取り組みが一歩上の取り組みとなっている。いろいろなことを吸収していきたい」と感想を話した。

 石塚計画デサイン事務所顧問・石塚雅晃氏は「市川さんのパワーに圧倒されました。重要なポイントには同感します。地域の方々と交わっていくことが大切なことをあらためて思った」と話し「自分の学んできたことや自分ごととしてとらえられる何かを地域に役立てる形で生かしていく。ここに集まった皆さんの地域に対する情熱が地域に活かされる結果になるのでは。今日の出会いが次の一歩につながればうれしい」とコメントした。

 この後、グループワークで参加者は地域づくりのアイデアを出し合い、交流を深めていた。

元気なふるさとづくりミーティングで話しに耳を傾ける参加者たち

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