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釧路新聞

日本酒ラベルに「飲んだら乗らない」直球ネーミングで飲酒運転根絶【釧路】

「お酒に罪はない。法律を守って楽しくお酒を飲んでほしい」と呼び掛ける青木営業本部長と吉田係長(左から)

 忘年会などでお酒を飲む機会が増える年末を前に、福司酒造(釧路市住吉2、梁瀬之弘社長)は10日から、道警釧路方面本部とコラボレーションした日本酒「飲んだら乗らない」を販売する。直球のネーミングとラベルに書かれた「飲酒運転は絶対にダメ!道路交通法を遵守しましょう」というメッセージで、飲酒運転根絶を呼び掛ける。

 釧路方面本部管内(釧路、根室、十勝)では今年1月から10月31日までに飲酒運転による交通事故が8件(前年同期比2件減)発生している。このままでは根絶が難しいと考えた同釧本交通課の吉田真之企画・指導係長が8月、お酒に啓発のラベルを貼ることを思いつき、地元で古くから親しまれている福司酒造に相談し、実現した。

 「飲んだら乗らない」は720㍉㍑の小瓶で、中身は純米酒。1本税込み1200円で、12月25日まで同社の直売店とオンラインショップで販売する。また、同釧本では釧路方面交通安全協会と連携し、空の一升瓶に貼る啓発ラベル「道路交通法第六十五条遵酒」を作製した。管内各警察署を通じて飲食店などに配布する予定だ。

 吉田係長は「今までより多くの人に飲酒運転根絶のメッセージが届けられるのでは」と期待。同社の青木光博営業本部長は「コロナ禍で経済を回していかなければいけない状況で飲酒の機会が増えてきている。一緒に協力していきたい」と話した。

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