十勝産品を川柳でPR 道農政事務所地域拠点職員がポスター作成【帯広】
「ヨーグルト あんことともに なおうまし」-。農林水産省北海道農政事務所帯広地域拠点参事官室の職員たちが、小豆や牛乳、砂糖を題材にした川柳を作成し、ポスターとして発行した=写真。
十勝の農畜産物の消費拡大を応援する一環。職員同士でアイデアを出し合い、気軽に参加してもらえることから川柳に決定。農畜産物の中でも、特に需要の落ち込みが懸念される3品に絞って、6月中旬から1カ月間、募集した。
同室職員17人中8人から合計43句が寄せられ、その中から16句を厳選。ポスターやチラシのほか「何か紙以外でもアピールを」と考え、職員による川柳の音声読み上げにも取り組んだ。
「農と食 あふれるおもい 川柳で」と題したポスターには、「ザラメ糖 茶色いけれど 元は白」「牛乳で つくる我が家の 茶わん蒸し」など、家庭生活や産品の特徴、ダジャレを交えて詠んだものなども並んでいる。
同室では、清水和代参事官代理が旗振り役となりコロナ禍で落ち込んだ小豆の消費拡大のため「あずキュン」活動を展開。これまで動画やカレンダー、ペン立てを作成した。2日に完成した川柳は第4弾となる。
ポスターは、同拠点が入居する帯広地方合同庁舎に掲示したほか、来客や管内農協などを訪問する際に持参する予定。清水代理は「職員一人ひとりの思いが届き、少しでも需要回復のお手伝いができれば」と話していた。
なお、同室ではあずキュンカレンダー下半期分も同時に作成した。いずれも詳細は同拠点ホームページ、問い合わせは同拠点(0155・24・2401)へ。
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