アーティストでデザイナー 石川大峰さん 光のインスタレーション披露 白老
白老町竹浦のアーティストでデザイナーの石川大峰さん(42)は3日と7~10日の午後5時~同9時、同町の旧竹浦小学校の校庭で光のインスタレーション「757の光望」を披露する。白老文化観光推進実行委員会主催の芸術祭「ルーツ&アーツしらおい―白老文化芸術共創」の一環で、観覧無料。
石川さんは2016年、札幌市から家族で移住。倶多楽湖の麓に位置し、飛生アートコミュニティー(旧飛生小学校)にも近い竹浦地区に魅了され、町内で制作活動を続けている。
展示は9月30日に始めた。制作は6月に着手し、同月の白老町の0~11歳児人口757人分のフィラメント電球を作品の素材にした。「白老町にいる子どもの数を体感して」と訴え、「多いか、少ないかは会場を訪れた人の思いにゆだねたい」とも話す。
旧竹浦小は1888年、敷生村古丹(現白老町竹浦)にかやぶき土間の校舎で開校。翌年、敷生小学校として創立した。校舎移転を繰り返し、1928年に現在の旧竹浦小の地に校舎を建て、47年に竹浦小となった。64年に新校舎に改築したが、校舎の老朽化で2015年、約500メートル東側の旧竹浦中学校跡に移転した。
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