函館市電の応援2団体が活動パネル展 6日から【函館】
函館市電の応援団体、函館チンチン電車を走らせよう会(高田京子会長)とNPO法人函館市電の熟練工の技を伝える会(村上英彦理事長)は6日から、「函館市電応援団記念パネル展」を市地域交流まちづくりセンターで開く。馬車鉄道時代からの電車の写真や両団体の活動を紹介している。12日まで。
両団体は路面電車まつりや市電沿線の清掃活動、利用促進活動など、市電を盛り上げる応援団として活動している。
市民や観光客に人気の電車「箱館ハイカラ號」の復元運動の中で生まれた走らせよう会は、これまでの歩みや会報誌で34年の歴史を振り返る。同NPOは、電車整備の作業の様子を段階ごとに写真で紹介。昨年度、技能振興や技能者育成の取り組みを評価する厚生労働省の「地域発!いいもの」に選定されたことも報告している。
同NPOの福島正義副理事長と高田会長は「市電にはいつまでも元気で頑張ってもらいたい。電車にも乗ってほしい」と話している。 両団体は子どもたちの乗車を促進するため、10、11の両日午前10時から各日先着25人の子ども限定でポケモン「アローラロコン」が描かれた市電1日乗車券(小児用)をプレゼント。ハイカラ號やらっくる号など市電ペーパークラフトも希望者に配布する。
入場無料。最終日午後4時終了。
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