【日高】町社会福祉協議会・町共同募金委員会主催の小学生ボランティアスクールが８月30日、門別ふれあいセンターで開かれ、小学生８人と門別本町長寿会（会員６人）がカーリンコンで交流した。

　新型コロナウイルス感染症の影響を受け、人と人とが距離を取り、接触する機会を減らすことを求められことで、日常的にも誰かとつながっていること、誰かを支えたり支えられたりしていることの大切さに気づかされている今、高齢者と小学生がカーリンコンをとおして交流を深める目的。門別地区の放課後児童クラブやもんべつ児童館へ通う門別小学校の３年生以上が参加した。

　「カーリンコン」は「カーリング・カーンコーン」の略。カーリングの氷上を床上に、ストーンを表裏、赤と緑、２色の円盤に仕立てたもの。６枚のディスクを互い違いに投げ合う簡単なスポーツで誰もがすぐプレーに参加でき、年齢を問わず、体の不自由な人とも幅広い交流ができる。

　２時間ほど子どもたちとゲームを楽しんだ老人は「子どもたちとゲームができてうれしかった。子どもたちの元気で明るい声を聞いて癒しの機会になった」と話した。

カーリンコンを楽しむ高齢者と児童たち